玄奘の辿った道 鄴(ぎょう)・長安・洛陽の仏教遺跡 オンライン講座

  • 南響堂山石窟第七窟(鄴の近く)
  • 倉本尚徳講師
  • 龍門石窟盧舍那大佛(洛陽近郊)
  • 倉本 尚徳(京都大学人文科学研究所准教授)
講師詳細

玄奘三蔵は西域へ向け出発する前、師を求めて洛陽、四川、荊州、鄴、趙州など中国各地をめぐり長安に入りました。このうち、鄴は、北朝の東魏・北斉時代、洛陽は北魏や則天武后時代、長安は隋唐時代の都でした。これらの都およびその近郊には当時の仏像や関連文物が現在でも多く残されています。鄴の近郊には、南北響堂山石窟や小南海石窟、洛陽近郊には世界遺産の龍門石窟、長安には唐代の寺院遺址や出土仏像が多く残っています。特に鄴城遺址からは2012年に3000体近くもの色鮮やかで優美な石仏像が出土し、中国では大きなニュースになりました。その大部分は現地の博物館に収蔵され現在も修復作業が続けられています。これらの仏教遺跡を複数回訪問し、現在も調査をつづける中国仏教史の専門家が、日本にはまだ出展していない鄴城遺址出土の仏像を中心にご紹介します。

【人文学への誘い~京都大学人文科学研究所協力講座】
京都大学人文科学研究所は、戦前に設立された東方文化研究所、西洋文化研究所と、旧京都大学人文科学研究所が合併し、1949年に京都大学の附置研究所として設置されました。アジア、ヨーロッパ、日本の文化に関する長い研究伝統を活かし、世界文化に関する総合的研究を行うことを使命とする、国内最大級の人文科学系研究機関です。

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日程
2021/5/8
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,530円 一般 2,530円
設備費(税込)
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講師詳細

倉本 尚徳(クラモト ショウトク)
奈良県生。東京大学大学院博士課程から龍谷大学博士研究員、台湾中央研究院歴史語言研究所助研究員を経て、2020年より現職。専門は中国仏教史。著書に『北朝仏教造像銘研究』(法藏館)等。日本学士院学術奨励賞受賞。