近代文学の世界 文豪・太宰治の『女生徒』を読む

  • 古澤 夕起子(同志社女子大学非常勤講師)
講師詳細

「きのう縫い上げた新しい下着を着る。胸のところに、小さい白い薔薇の花を刺繍して置いた。上着を着ちゃうと、見えなくなる。誰にもわからない。得意である。」1939年、太宰は見知らぬ若い女性から日記を送られます。大学ノート1冊、98日分の日記は、太宰の手によって『女生徒』へと生まれ変わりました。日記と併せて、ゆっくり読んでいきます。
①10月19日 「伊藤先生は、どうして無意味に私を困らせるのかしら。」
②11月16日 「お寺のキン子さんと、こっそりパーマをかけに行く。」
③12月21日 「このごろの、私のいらいらは、ずいぶんお母さんと関係がある。」

お申し込み
日程
2019/10/19, 11/16, 12/21
曜日・時間
第3週 土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 7,920円 一般 8,910円
持ち物など
※教材として資料をお配りします。
その他
窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学★20」のちらしをご覧ください。

講師詳細

古澤 夕起子(フルサワ ユキコ)
京都生まれ。同志社大学文学部卒。梅花女子大学大学院児童文学修士課程修了。京都橘大学、甲南大学非常勤講師。専門は与謝野晶子を中心とする日本の近代文学、児童文学。著書「与謝野晶子 童話の世界」(嵯峨野書院)、共編著「伸び支度 名作に描かれた少年少女」(おうふう)「養蚕家からパン屋へ 相馬愛蔵(新宿中村屋)」(世界思想社)解説「与謝野晶子児童文学全集」(春陽堂)など