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【教室受講】チベットに仏法を求めて
寺本婉雅・能海寛・河口慧海を中心に
- 教室開催
- 三宅 伸一郎(大谷大学文学部仏教学科教授)
明治に入り、日本の仏教者たちは、自分たちの奉ずる教えが、本当に仏陀・釈迦牟尼の説いたものなのかという大きな課題に直面しました。この課題に応えるため、若き仏教者たちが目指したのがチベットでした。そんな彼らの中から、この講座では、19世紀末から20世紀初頭、実際にチベットに足を踏み入れた寺本婉雅(1895–1940)・能海寛(1868–1903?)・河口慧海(1866–1945)の3人を取り上げます。まず、なぜ彼らがチベットを目指したのかを、チベット仏教の特色を踏まえて考えます。そして、3人の関わりに留意しつつ、彼らがどのような方法で旅し、どんな体験をしたのか、そしてその体験が彼らをどう変えたのかを見てゆきます。
①7月7日 チベット仏教概観 ―― なぜ彼らはチベットを目指したのか?
②8月4日 初めてチベットに足を踏み入れた日本人―― 寺本婉雅と能海寛
③9月1日 都ラサでの日々―― 河口慧海と寺本婉雅
(オンライン講座を併設します)
注意事項
・教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/kyoto/b17f9a57-a6bd-0544-d95d-64589d481f35
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。
- 日程
- 2023/7/7, 8/4, 9/1
- 曜日・時間
- 第1週 金曜 10:30~12:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,240円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- 持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学―11」のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 三宅 伸一郎(ミヤケ シンイチロウ)
- 1967年生まれ。専門はチベット学、特に、仏教伝来以前の土着の信仰を受け継ぐとされるボン教の歴史を中心に研究を行う。共著に『ボン教:弱者を生き抜くチベットの知恵』(創元社、2022年)。