マルチメッセンジャー天文学事始

  • 花山天文台本館外観
  • 太田 耕司(京都大学 大学院理学研究科教授)
講師詳細

<天文講話 宇宙の散歩道~京都大学大学院理学研究科附属天文台協力講座>
宇宙は古代から人々の好奇心と畏怖の念をかき立ててきました。長い歴史と伝統を持つ京都の地では、千年以上前から人々が超新星爆発やオーロラなどの天変に目を向けてきました。明月記などに記されているそれらの天変の記録は、千年紀を超えた今も天文学の研究に活用されています。本講座では最先端の宇宙研究の成果を分かりやすく紹介します。受講料の一部は、「一般財団法人花山宇宙文化財団」の天文学の教育普及活動資金として活用いたします。

【講座内容】
宇宙の観測は、数千年にわたって可視光で行われてきましたが、20世紀になって電波やX線等での観測が行われるようになり、宇宙や天体の理解が劇的に広がりまた深まりました。これまでは電磁波による観測が主流でしたが、21世紀に入ると、重力波や超高エネルギーニュートリノによる宇宙の観測が行われるようになってきました。これらの新しい宇宙からの‘伝達者’と従来の電磁波観測が共同して推進する天文学研究をマルチメッセンジャー天文学と言います。始まったばかりのマルチメッセンジャー天文学を、実体験を交えながら入門的に紹介します。

お申し込み
日程
2019/10/19
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,520円
持ち物など
持ち物・・・筆記用具
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「天文講話1」のちらしをご覧ください。

講師詳細

太田 耕司(オオタ コウジ)
京都大学大学院理学研究科宇宙物理学専攻博士後期課程修了。京都大学理学部助手、ハワイ大学天文研究所客員研究員などを経て、現在に至る。研究テーマは、銀河の形成・進化に関する観測的研究。活動銀河核進化と銀河進化の関係。これらに関連したガンマ線バーストの研究や重力波天体の探査など。