日本古代史 万葉の時代 第四期

  • 井上 満郎(京都市歴史資料館館長・京都産業大学名誉教授)
  • 佐藤 宗諄(奈良女子大学名誉教授)
  • 前田 晴人(大阪経済法科大学客員教授)
  • 米田 雄介(神戸女子大学名誉教授)
  • 瀧浪 貞子(京都女子大学名誉教授)
  • 坂元 義種(京都府立大学名誉教授)
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講師詳細

万葉集は日本の古代史の一大宝庫であり、そこにはさまざまな謎が秘められています。日本古代史をこの万葉集を手がかりにして考察をくわえていくことにしたいと思います。講師の先生方は、いずれもその道の権威であり、それぞれのテーマにそった興味深い話が受講生の皆様の眼前に展開されることと思います。

① 1月18日 井上 満郎 京都市歴史資料館館長・京都産業大学名誉教授
「大伴旅人」(おおとものたびと)
-「讃酒歌」(さんしゅか)と大伴氏の伝統
   倭王権時代以来の名族大伴氏。その伝統を背負った旅人の生涯とその哀しみを考えます。

② 2月15日 佐藤 宗諄 奈良女子大学名誉教授
  「遣唐使」-天平遣唐使(てんぴょうけんとうし)の顛末 
   『天平の甍』の背景、天平遣唐使の諸相を明らかにし、その実情をさぐる。

③ 2月22日 前田 晴人 大阪経済法科大学客員教授
  「遣新羅使」-万葉歌(まんようか)と国境
   万葉歌には国境の外での歌がひとつもない。それはなぜなのだろうか。

④ 3月7日  米田 雄介 神戸女子大学名誉教授
  「柿本人麻呂」-挽歌(ばんか)に見る宮廷歌人の役割
   柿本人麻呂が持統・文武朝の皇親たちとの別離・追憶を歌う中で、宮廷歌人とは何かを考える

⑤ 3月14日 瀧浪 貞子 京都女子大学名誉教授
  「青によし奈良の都」-聖武天皇と光明皇后(しょうむてんのうとこうみょうこうごう)
   天平文化を支えた聖武天皇と光明皇后、史料を辿りながら二人の生涯に思いをはせてみませんか。

⑥ 3月21日 坂元 義種 京都府立大学名誉教授
  「山上臣憶良」(やまのうえのおみおくら)-その出自をめぐって
   後代に語り継ぐべき名を立てないのは空しいことだと涙を流し、悲嘆したという憶良について、とくにその出自を中心に論じてみたい。

受付一時中止
日程
2020/1/18, 2/15, 2/22, 4/11, 4/18, 4/25
曜日・時間
第1週・第3週 土曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 18,480円
持ち物など
教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。


その他
受付でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学1」のちらしをご覧ください。

講師詳細

井上 満郎(イノウエ ミツオ)
1940年生まれ。京都大学卒。同大学院修了。奈良大学講師、京都産業大学助教授を経て現在に至る。著書「平安京再現」(河出書房新社)「古代の日本と渡来人」(明石書店)「桓武天皇」(ミネルヴァ書房)、ほか。
佐藤 宗諄(サトウ ソウジユン)
1939年生。1966年、京都大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得満期退学。著書に『平安前期政治史序説』、編著に『日本の古代国家と城』など他多数。
前田 晴人(マエダ ハルト)
1949年生。神戸大学文学部史学科国史学専攻卒業。同大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了。主な著書に『古代出雲』(吉川弘文館)『神宮皇后伝説の誕生』(大和書房)『飛鳥時代の政治と王権』(清文堂出版)『継体天皇と王統譜』『蘇我氏とは何か』(同成社)他多数。
米田 雄介(ヨネダ ユウスケ)
瀧浪 貞子(タキナミ サダコ)
京都女子大学大学院修士課程修了。文学博士。筑波大学非常勤講師、京都女子大学教授を経て現職。専門は日本古代史(飛鳥、奈良、平安時代)
坂元 義種(サカモト ヨシタネ)
1937年生。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に『古代東アジアの日本と朝鮮』(吉川弘文館)、『百済史の研究』(塙書房)、『倭の五王』(教育社)など他多数。