【教室受講】葛木一言主神の謎をとく
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  • 葛木坐一言主神神社(御所市森脇)
  • 都佐坐神社(高知市一宮)
  • 平林 章仁(元龍谷大学文学部教授)
講師詳細

「悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言」で言いはなったという「葛木一言主神(かつらぎのひとことぬしのかみ)」は、5世紀の後半、雄略天皇が葛城山で狩りをした時に初めて現われたと伝えられます。一言主神は『古事記』『日本書紀』の神話には登場しない新しい神であり、この神を祭祀したのは葛城氏、あるいは葛城の賀茂氏とみられてきましたが、史料の上では関係は認められません。一言主神は、修験道を始めた役行者と不仲であったとも伝えられています。一言主神はどのように出現したのでしょう。また、一言主神を祭祀、奉斎したのは、どのような集団だったのでしょうか。葛木一言主神をめぐる謎解きに挑みます。
(オンライン講座を併設します。オンラインはWEBのみ受付)
①4月3日 雄略天皇の葛城山狩猟で一言主神は現れた「悪事も一言、善事も一言」
②5月1日 一言主神は土佐に追放されたか
③6月5日 誰が葛木一言主神を奉斎したのか

この講座は終了しました

注意事項

教室受講を承ります。教室受講をお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2023/4/3, 5/1, 6/5
曜日・時間
第1週 月曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 一般 10,560円
設備費(税込)
330円
持ち物など
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお続きされる方は、歴史・文学・芸術・科学のちらし2をご覧ください。

講師詳細

平林 章仁(ヒラバヤシ アキヒト)
日本古代史専攻、神話・氏族(特に葛城氏・蘇我氏)・宗教・文化。著書に、『鹿と鳥の文化史』『橋と遊びの文化史』『蘇我氏の実像と葛城氏』『七夕と相撲の古代史』『三輪山の古代史』『七世紀の古代史』(以上、白水社)、『神々と肉食の古代史』(吉川弘文館)、『謎の古代豪族 葛城氏』『天皇はいつから天皇になったか?』(以上、祥伝社)、『「日の御子」の古代史』(塙書房)など多数。