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【教室受講】茶会記とは何か
歴史の記録に触れる
- 教室開催
- 矢野 環(茶の湯文化学会会長、同志社大学名誉教授)
茶の湯の会を記し留めたものが茶会記です。16世紀から近代に至る多くの茶会記の集積があります。茶の湯研究だけではなく、歴史の生きた史料として、様々に利用されてきました。それらを読むための基礎をまず構築し、後に個々の茶会記を読み進めることにしたいと思います。そこで、茶会記に関して知るべきことが何であり、どのように読めばよいのか、関連する名物記をどう併用すれば興味が増すのか、最近の新しい成果は何か、などをお話しします。
①4月21日 茶会記の構造。『天王寺屋会記』。三好氏と堺。
②5月19日 主要な茶会記。『宗湛日記』の別写本。『松屋会記』。
③6月16日 作られた『今井宗久茶湯書抜』。議論のある『利休百会記』。
(オンライン講座を併設します)
注意事項
・教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/kyoto/b594eddb-c81a-027d-a9a1-63db54dbee21
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。
- 日程
- 2023/4/21, 5/19, 6/16
- 曜日・時間
- 第3週 金曜 10:30~12:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,240円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- 持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学―14」のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 矢野 環(ヤノ タマキ)
- 1949年京都市生。京都大学大学院理学研究科数学専攻博士課程修了。理学博士(京都大学)。埼玉大学理学部教授を経て、同志社大学文化情報学部名誉教授。華道未生流笹岡師範代(竹幽斎環甫)、茶道表千家(宗環)。茶の湯文化学会会長。数理文献学、茶華香道史、伝統文化論。著書に『君台観左右帳記の総合研究』(勉誠出版、平成11年度三徳庵茶道文化学術賞受賞)、茶道書、香道書など。