宇宙の果てはどこにある? 宇宙の構造と進化について考える

  • 花山天文台本館外観
  • 嶺重 慎(京都大学大学院理学研究科教授)
講師詳細

古代から人は問うてきました。「宇宙に果てはあるのだろうか」「宇宙に始まりはあるのだろうか」。これらの問いに現代天文学はどう答えるのでしょう?まず、宇宙には始まりがあったのか?はい、ありました。宇宙は高温高圧の火の玉状態(ビッグバン)から始まり、今、加速膨張をしているのです。どうしてそんなことがわかるのでしょうか。次に、宇宙に果てはあるのか?あります。宇宙の始まりからの時間が有限で、光の速さが有限だから、私たちが光で見通すことができる範囲は有限です。だから果てはあるのです。ではその果ての先は?講座では、こうした宇宙の構造や進化に関する初歩的なお話をします。

<天文講話 宇宙の散歩道~京都大学大学院理学研究科附属天文台協力講座>
宇宙は古代から人々の好奇心と畏怖の念をかき立ててきました。長い歴史と伝統を持つ京都の地では、千年以上前から人々が超新星爆発やオーロラなどの天変に目を向けてきました。明月記などに記されているそれらの天変の記録は、千年紀を超えた今も天文学の研究に活用されています。本講座では最先端の宇宙研究の成果を分かりやすく紹介します。受講料の一部は、「一般財団法人花山宇宙文化財団」の天文学の教育普及活動資金として活用いたします。

お申し込み
日程
2020/3/21
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,520円
持ち物など
持ち物・・・筆記用具
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「天文講話3」のちらしをご覧ください。

講師詳細

嶺重 慎(ミネシゲ シン)
1957年生まれ。1986年東京大学大学院理学系研究科(天文学)博士課程修了。理学博士。マックスプランク天体物理学研究所研究員・ケンブリッジ大学天文学研究所研究員・京都大学基礎物理学研究所教授などを経て2001年から現職。ブラックホール天文学研究に加えて、近年は一般書執筆や一般講演など天文普及活動にも力を入れる。