外国人が見た日本文学 ~自然文学へ変容した『方丈記』

  • ゴウランガ チャラン プラダン(国際日本文化研究センター・機関研究員)
講師詳細

明治になって日本の文学作品は外国語に翻訳され次第に海外の読者の中で広がりを見せます。初めのころ注目されたのは古典文学でした。そのひとつに『方丈記』があります。日本では無常観の文学・仏教の文学として長い間読まれてきましたが、19世紀末・20世紀初頭の米国・英国の場合は、こうした宗教的な側面はあまり重視されず、ロマン主義的な視点から、『方丈記』における自然的な描写に着目します。その理由の一つに、当時のヨーロッパにおけるロマン主義的な文学のはやりがあります。この講座では、『方丈記』の解釈がどのように仏教的な文学から自然的な作品へと変容していったのか、外国語で書かれた翻訳や記事など具体的な例を挙げながら、詳細を検討していきます。

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日程
2020/10/31
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具
その他
窓口でお手続きされる方は、公開講座10番のちらしをご覧ください。

講師詳細

ゴウランガ チャラン プラダン(ゴウランガ チャラン プラダン)
日本文学・比較文学専攻。インド・デリー大学東アジア研究科卒。総合研究大学院大学・国際日本研究専攻から『方丈記』の国際的な展開をテーマに博士号取得。現在、国際日本文化研究センター・機関研究員。