【教室受講】古代日向の神話と考古学
- 教室開催
- 佐古 和枝(関西外国語大学教授)
記紀の神話は、高天原の天神が地上の葦原中国に降りてくる「天孫降臨」を境として、前半と後半に分かれます。前半は「出雲」の神々の物語が中心となりますが、後半は天孫ニニギ命が降臨したという「日向」、舞台は鹿児島県を中心とする九州南部に移ります。九州南部はヤマト政権や律令政府から異民族視された「熊襲」や「隼人」と呼ばれた人々の居住地であり、考古学的にも非常に個性的な文化を展開しています。不思議の国「日向」の神話・伝承と考古学を、一緒に学んでみましょう。
(今期は4回コースの後半です。)
カリキュラム
2月 考古学からみた南九州~古墳時代を中心に
3月 南九州とヤマト
- 日程
- 2023/2/24, 3/24
- 曜日・時間
- 第4週 金曜 13:00~14:30
- 回数
- 2回
- 受講料(税込)
- 会員 5,940円 一般 6,600円
- 設備費(税込)
- 220円
- 持ち物など
- 筆記用具
設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、教養文芸2番のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 佐古 和枝(サコ カズエ)
- 同志社大学大学院修士課程修了。専門は考古学。1997年、長崎県文化財審議委員、特別史跡原の辻遺跡発掘指導委員、山陰遺跡ネットワーク会議代表、むきばんだ応援団副団長などを務める。