令和最新研究による邪馬台国とその時代<3月> 邪馬台国時代研究の課題と文字使用

  • 武末 純一(福岡大学特任教授)
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 邪馬台国時代を研究する目的は位置の決定ではなく、その時代像や社会像の描出こそが優先されるべきである。そのためには様々な課題の切り出しが求められる。今回は、弥生時代後半期から古墳時代初での文字の使用を、海村概念を定めて、楽浪土器が出る諸遺跡の三層構造や、中国銭貨の朝鮮半島南部・日本列島でのあり方を国邑の様相と対比し、最近明らかにされた天秤権や棹秤権、石硯・研石の出土例から探る。(講師・記)

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<通しテーマ>
 近年、考古学会ではほぼ近畿説に落ち着いてきた感があるが、AMS測定年代や三角縁神獣鏡の鉛同位体比などの科学的研究も日進月歩の進展をみせ、まだまだ断定するにはいたっていない。
 今回、1年間にわたって学会をリードする12人の先鋭考古学者によって令和の最新研究成果を取り入れながら、奴国や伊都国、吉野ヶ里遺跡、立岩遺跡、そして九州各地の大規模集落を徹底的に分析して、これまでの邪馬台国時代とは一味違った新たな邪馬台国像を熱く語ってもらう。(宇野愼敏講師・記)



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日程
2021/3/13
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,740円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

武末 純一(タケスエ ジュンイチ)
1950年福岡市生まれ。九州大学文学部史学科卒業(文学士)。九州大学大学院文学研究科史学専攻(考古学)修士課程修了(文学修士)。北九州市立歴史博物館学芸員、北九州市立考古博物館学芸員、北九州市立考古博物館副館長を経て、現在福岡大学人文学部教授。その他、文部科学省文化審議会専門委員、九州古文化研究会代表。九州考古学会会長(2013年~2016年)。