平成に発掘された古墳と鏡 「平成」を考える

  • 辻田 淳一郎(九州大学准教授)
講師詳細

「平成」の時代、日本各地で発掘調査が行われ、多くの古墳から新たに鏡(青銅鏡)が発見されました。その中で特に注目されるのが、1990年代後半に奈良県立橿原考古学研究所が実施した奈良盆地東南部の前期古墳の発掘調査と、2009年に行われた桜井茶臼山古墳の再調査の成果です。これらの調査を通じて、古墳時代前期の初期ヤマト政権中枢における鏡の実態が少しずつ明らかになってきました。本講座では、ホケノ山古墳、桜井茶臼山古墳、下池山古墳から出土した鏡を取り上げ、最新の研究成果をもとにその意義について考えます。(講師・記)

<各回のテーマ>変更することもあります。
(1)ホケノ山古墳
(2)桜井茶臼山古墳、下池山古墳

お申し込み
日程
2019/6/15, 7/20
曜日・時間
第3週 土曜 13:30~15:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 5,616円 一般 6,264円
設備費(税込)
216円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

辻田 淳一郎(ツジタ ジュンイチロウ)
1973年長崎県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科(学府)博士後期課程単位取得退学。福岡県教育庁文化財保護課、九州大学大学院人文科学研究院専任講師を経て現職。
博士(比較社会文化)。
専門:日本考古学。主な研究テーマは日本列島の古代国家形成過程に関する比較考古学的研究。弥生時代~古墳時代の遺跡から出土する物質文化の分析を基礎として、社会の複雑化の実態解明やその相対化を目指しつつ研究を行っている。
著作:「威信財システムの成立・変容とアイデンティティ」田中良之・川本芳昭編『東アジア古代国家論―プロセス・モデル・アイデンティティー』(すいれん舎,2006)、『鏡と初期ヤマト政権』(すいれん舎,2007)、『同型鏡と倭の五王の時代』(同成社,2018)など