【初日公開講座】古今集序章  時を織り込む歌の流れ
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  • 島田裕子講師
  • 島田 裕子(元梅光学院大学教授)
講師詳細

 『古今和歌集』は日本で最初の勅撰和歌集です。奈良時代末期から選者時代の歌までが集められ、後の王朝和歌のみならず古典文学に多大な影響を与えました。貴族の子女の教養として「必修科目」でもありました。ただ、明治期に正岡子規に、「くだらん歌集」と批判されて以来、低い評価に甘んじて今に至ります。しかし、紀貫之を中心とした選者による「編纂の在り方」は斬新で、時間の推移を軸に和歌が緻密に並べられ、四季の部立の歌はもちろん、恋の歌も始まりから別れまで、時の移ろいと、それに向き合う人たちの心を手繰り寄せる歌が並びます。小野小町や在原業平など伝説の歌人も続々と登場します。(講師・記)

 初日10月10日は、「古今集序章~時を織り込む歌の流れ」をテーマに、天才技巧派歌人 紀貫之ら選者たちの、仕掛けの妙を、編纂の特色から語ります。

この講座は終了しました
日程
2022/10/10
曜日・時間
第2 月曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,585円 一般 2,585円
設備費(税込)
220円
持ち物など
持参品:筆記用具


※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

島田 裕子(シマダ ユウコ)
早稲田大学第一文学科卒業、大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了。元梅光学院大学教授。専門は、万葉集等の古代文学。短大・大学で万葉集・古今集や古代日本文学や古典和歌を教える。また現代短歌研究及び短歌創作の授業も担当。研究著書に『古代文学の思想と表現』新典社(共著)、『セミナー万葉の歌人と作品〈第8巻〉』、「セミナー万葉の歌人と作品〈第10巻〉』和泉書院(共著)、『平成新撰百人一首』文藝春秋社(共著)、『柿本人麻呂〈全〉』笠間書院(共著)等。「まひる野」に所属し、故窪田章一郎ついで篠弘(宮中歌会始選者)の両師に短歌の指導を受け、今に到る。現代歌人協会会員。
【所属学会】 和歌文学会、上代文学会他。