<4月>再検証 前方後円墳時代を考える ヤマト政権と仲の良い豪族、 そうでない豪族

  • 「仁徳天皇陵古墳」(堺市博物館提供)
  • 宇野 愼敏
講師詳細

 3世紀中頃にヤマト王権が成立し、北部九州も前方後円墳時代を迎え、ヤマト王権に支配されるようになった、と教えられてきた。本当にそうであったのか。というのは、ヤマト王権に支配されるようになったのなら、北部九州一帯の豪族がその証として前方後円墳を築造していくはずであるが、一気に拡がっているわけではない。また、畿内の天皇陵古墳は時代とともに形態を変化させているが、その形態変化を踏襲していない前方後円墳も多く、一律的な服従とは考えられない。前方後円墳から九州の豪族とヤマト王権との関係を再検証していきたい。(講師・記) 

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<通しテーマ>
 世界で最も大きなお墓は、大阪府堺市にある仁徳天皇陵古墳である。全長 486mある。エジプトのピラミッドや中国の秦の始皇帝陵よりもはるかに大きい。中国の秦とは比べようもないぐらい小さな日本国で、世界一の前方後円墳を築いている。おかしな話である。仁徳天皇陵古墳を築いたのは、わが国の天皇に他ならない。小さな国の日本の天皇が、世界一の前方後円墳を築いている。わが国に世界一のお墓を造れるほどの権力・経済力があったのであろうか。その謎に北部九州各地の前方後円墳・豪族から迫ってみたい。(宇野愼敏講師・記)



この講座は終了しました
日程
2021/4/24
曜日・時間
第4 土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,740円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

宇野 愼敏(ウノ マサトシ)
1976(昭和51)年関西大学文学部史学科卒業、1979(昭和54)年(財)北九州市教育文化事業団(現在の(公財)北九州市芸術文化振興財団)埋蔵文化調査室学芸員を平成31年3月退職。
2003(平成15)年学生社より『九州古墳時代の研究』出版。2004(平成16)年 博士(文学)学位取得。
2014(平成26)年九州前方後円墳研究会代表、2016(平成28)年(特定非営利活動法人)北九州市の文化財を守る会理事、元福岡大学・北九州市立大学非常勤講師。