漢詩をよむ  感染症の時代を生きる

  • 松浦崇講師
  • 松浦 崇(全国漢文教育学会理事)
講師詳細

世界中に「新型コロナウイルス感染症」が蔓延しています。今回の特別講座では、主として蘇軾(北宋)と范成大(南宋)の感染症に関する漢詩を紹介します。
妻子を感染症で失った蘇軾は、公立の病院や薬局を建て、有効な薬によって感染症を克服しました。農村風景を描いた名作が多い范成大は、感染症にかかって苦しみ、感染症で家族を失い、感染症を恐れる農民に、温かい目を注ぎました。
「中国における感染症の流行は、中華帝国の歴史よりも長い」と言われるほどで、中国には長い感染症との戦いの歴史があります。感染症の時代を生きる私たちには、感染症と向かい合った先人から学ぶことがたくさんあります。武漢で早く収束したのは、1000年前に武漢の近くの黄州で感染症と戦った蘇軾のおかげかもしれないのです。(講師・記)

〔申込みについて〕
※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に500円(税別)を加えた金額で承ります。

この講座は終了しました

注意事項

*10/15(2回目)は、時間変更します。→ 12:30~14:30で行います。(10/8付)

日程
2020/10/8, 10/15
曜日・時間
第2・3 木曜 13:00~15:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 5,280円 一般 5,940円
設備費(税込)
220円
持ち物など
持参品:筆記用具

※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

松浦 崇(マツウラ タカシ)
1952年生まれ。小倉高校から九州大学に進学し、中国古典文学を研究。福岡大学で40年間「中国文学」を教える。長年にわたって漢詩の詩語を研究し、そのために膨大な索引を編纂。中国索引学会は、その功績をたたえて名誉理事に推挙。現在も白居易の『白氏文集』の索引を編纂中。中国各地を旅行すること70回。カルチャーセンターの受講生引率の旅行も10回以上を数える。