ナポレオンの遺産 絵画を語るスタンダール、オリエントを描くヴィクトル・ユゴー

  • ナポレオン
  • 髙木 信宏(九州大学大学院人文科学研究院教授)
講師詳細

九州国立博物館展覧会「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華」で紹介されているように、ナポレオン1世はイタリア遠征やエジプト遠征により、フランスの絵画・文学にエキゾチシズムを特色とするロマン主義を開花させました。本講座では、そのようなナポレオンの遺産として、スタンダールとヴィクトル・ユゴーをとりあげます。『赤と黒』『パルムの僧院』で著名なスタンダールは、第2次イタリア遠征に従軍して以来、その美術の虜になり、『イタリア絵画史』を上梓したことはあまり知られていません。他方、東方世界に対する関心は、ドラクロアの傑作に結晶化しましたが、今日もっぱら『レ・ミゼラブル』の作者として著名なユゴーもまたオリエント世界を題材にした『東方詩集』によって文名を高めました。スタンダールの絵画論、ユゴーの詩篇をつうじて、ナポレオンが開いた美の地平について考えてみたいと思います。(講師・記)


〔申込みについて〕
※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に500円(税別)を加えた金額で承ります。


お申し込み

注意事項

※コロナウイルス感染症拡大予防の為、3/7休講 → 5/23に変更。(教室も7教室⇒6教室に変更)3/5付

日程
2020/5/23
曜日・時間
第4週 土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,640円 一般 2,970円
設備費(税込)
110円
持ち物など
持参品:筆記用具

※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

髙木 信宏(タカキ ノブヒロ)
1963年、熊本市生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。九州大学文学部助手、九州産業大学芸術学部専任講師等を経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院教授。
専門:フランス近現代文学。主としてスタンダールに関する文学史的・実証的な研究および受容史研究。
著書:『スタンダール─小説の創造』(慶應義塾大学出版会);『スタンダール変幻』(共著,慶應義塾大学出版会)