令和最新研究による邪馬台国とその時代<2月> 人骨から弥生人の顔・かたちの実像に迫る

  • 松下 孝幸(土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム館長)
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 豊前北部の弥生時代終末期、前方後円墳時代の直前段階の大型方形周溝墓の代表が、この城野方形周溝墓である。一辺24.5mの規模は北部九州で最大規模クラスである。これだけ見れば豊前北部は卑弥呼の時代に大規模な方形周溝墓を築いている、と理解される。しかし、古墳時代は今日から「古墳時代」ですと急に変わるわけではない。すでに南方向4㎞で全長39mの纏向型前方後円墳が築かれている。弥生時代と古墳時代が混在していると言えよう。その混沌とした時代を墳墓・集落などから解き明かしていきたい。(講師・記) 

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<通しテーマ>
近年、考古学会ではほぼ近畿説に落ち着いてきた感があるが、AMS測定年代や三角縁神獣鏡の鉛同位体比などの科学的研究も日進月歩の進展をみせ、まだまだ断定するにはいたっていない。
 今回、1年間にわたって学会をリードする12人の先鋭考古学者によって令和の最新研究成果を取り入れながら、奴国や伊都国、吉野ヶ里遺跡、立岩遺跡、そして九州各地の大規模集落を徹底的に分析して、これまでの邪馬台国時代とは一味違った新たな邪馬台国像を熱く語ってもらう。(宇野愼敏講師・記)


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日程
2021/2/6
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,740円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

松下 孝幸(マツシタ タカユキ)
1950年長崎市生まれ。専門は形質人類学(自然人類学)。1976年長崎大学医学部助手(解剖学第二教室)、1981年同講師、1986年同助教授を経て、1993年から「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュ-ジアム」館長。医学博士。中国、台湾、韓国で古人骨の調査をおこない、日本人のルーツを明らかにする研究を続けている。