令和最新研究による邪馬台国とその時代<6月> 吉野ヶ里遺跡から邪馬台国を考える

  • 七田 忠昭(佐賀県立佐賀城本丸歴史館館長)
講師詳細

 倭人伝には、邪馬台国の集落構成や倭王卑弥呼の宮殿に関わる記述が幾つか存在する。吉野ヶ里遺跡からは、倭人伝に記された楼観など弥生時代後期から終末期の様々な中国風施設が発掘された。これらの施設が外交によって導入されたことを、周辺の首長墓から出土する漢鏡群や鉄刀が物語っている。吉野ヶ里集落の中国化は、邪馬台国問題解決に大きなヒントを与えてくれたといえる。(講師・記)

※このページは各回申込専用のページです。
4月~9月通してお申し込みの方は専用ページからお申し込みください。
https://www.asahiculture.jp/course/kitakyushu/5b0643f4-70be-219b-8f99-5e2ce26b81e8


<通しテーマ>
 近年、考古学会ではほぼ近畿説に落ち着いてきた感があるが、AMS測定年代や三角縁神獣鏡の鉛同位体比などの科学的研究も日進月歩の進展をみせ、まだまだ断定するにはいたっていない。
 今回、1年間にわたって学会をリードする12人の先鋭考古学者によって令和の最新研究成果を取り入れながら、奴国や伊都国、吉野ヶ里遺跡、立岩遺跡、そして九州各地の大規模集落を徹底的に分析して、これまでの邪馬台国時代とは一味違った新たな邪馬台国像を熱く語ってもらう。(宇野愼敏講師・記)

※10月~3月の申込は、8月下旬から承ります。



お申し込み
日程
2020/6/20
曜日・時間
第2週 土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,740円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

七田 忠昭(シチダ タダアキ)
1952年、佐賀県生まれ。75年國學院大學文学部史学科卒業、九州大学考古学研究室研究員を経て、77年佐賀県教育庁の文化財保護部局に入庁。86年に開始された吉野ヶ里遺跡発掘調査では当初から2008年までの22年間発掘責任者を務めながら、国営吉野ヶ里歴史公園の整備事業にも携わる。11年佐賀県立博物館・美術館長、12年から現職。『吉野ヶ里遺跡―復元された弥生大集落』(同成社)、「倭女王卑弥呼の宮殿―倭人伝が記す邪馬台国中心集落の構造と発掘成果―」(岩田書院)など。