<10月>前方後円墳出現の契機 弥生王墓の出現
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  • 宇野愼敏先生
  • 宇野 愼敏(行橋市歴史資料館館長)
講師詳細

 前方後円墳時代の大王以前に、弥生時代には全国各地域に「小さなクニグニの王」が存在し、各地域を統括していた。これらの王たちは、一体どのようにして地域国家を造り上げていったのか。その形成過程を掘り下げ、どの程度の地域国家であったのか。さらにその地域国家がどのように発展していったのか、などを詳しく再検証していく講義である。

【各回のテーマ】
10/18 弥生王墓の出現、11/29 前方後円墳の出現の背景、12/20 ヤマト王権と北部九州

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<通しテーマ>
稲作が始まった弥生時代の次の時代を古墳時代と呼ぶ。古墳時代と言えば世界最大規模の仁徳天皇陵古墳を頭に浮かべる人も多いであろう。前方後円墳は全国に5000基以上存在していると推定されており、3世紀後半~7世紀半ばごろまで築かれている。
 この前方後円墳は、誰が、なぜ築いたのであろうか。何万人もの多くの人が労働させられて築いた前方後円墳は、突然大和に出現したわけではない。それ以前に階級社会を形成してきた長い弥生時代があったればこそ、3世紀半ばごろに全長276mにもなる巨大な前方後円墳が出現したわけである。
 また、古墳時代は「前方後円墳時代」とも「大王の世紀」とも言われている。巨大な前方後円墳が築かれたその背景には、巨大な権力を誇った大王(天皇)がいたからに他ならない。この大王と北部九州の豪族は、どのような関係であったのか。今回の講義では、これまで歴史の教科書に書かれていないことについて具体的な事例を上げながら再検証していきたいと考えている。(講師・記)

この講座は終了しました
日程
2022/10/18
曜日・時間
第3 火曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,740円
設備費(税込)
220円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

宇野 愼敏(ウノ マサトシ)
1976(昭和51)年関西大学文学部史学科卒業、1979(昭和54)年(財)北九州市教育文化事業団(現在の(公財)北九州市芸術文化振興財団)埋蔵文化調査室学芸員を平成31年3月退職。現在、行橋市歴史資料館館長。
2003(平成15)年学生社より『九州古墳時代の研究』出版。2004(平成16)年 博士(文学)学位取得。
2022(令和4)年(特定非営利活動法人)北九州市の文化財を守る会理事長、元福岡大学・北九州市立大学非常勤講師。