葵巻・車争いの場面を読む 1年で読む「源氏物語」

  • 源氏物語絵巻『日本古典籍データセット』(国文研所蔵)
  • 工藤 重矩(福岡教育大学名誉教授)
講師詳細

 六条御息所は源氏の隠れた恋人です。源氏の愛情は冷めているが、御息所はなお諦めきれません。葵祭の日、御息所は正妻葵上に見物場所を奪われ車を毀されます。誇り傷つけられた恨みと源氏への執着心が、知らぬ間に生霊となって葵上に取り憑きます。
 葵巻のこの場面を読むとともに、平安時代の類似の事件を紹介し、妻の座をめぐる時代背景、また源氏物語の展開において葵上の死がもたらす意味を考えます。(講師・記) 



この講座は終了しました
日程
2019/9/28
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,592円 一般 2,916円
設備費(税込)
108円
持ち物など
お持ちの方は、原文付のテキストをお持ちください。どの注釈書でもかまいません。講師のおすすめは、<岩波文庫「源氏物語 (二)紅葉賀―明石」(柳井滋、室伏信助ほか 校注)>ただし、岩波文庫でなくても、源氏物語の原文があれば他の注釈書など、お持ちのものでかまいません。

受講後、「1年で読む「源氏物語」」講座に入会の方に特典が有ります。
(次回講座日前日 10/11までのご入金に限ります。)
①新入会の方 ⇒ 入会金を半額に割引します。
②既に会員の方にも特典が有ります。

※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

工藤 重矩(クドウ シゲノリ)
昭和21年生れ。九州大学大学院修了。福岡教育大学名誉教授。博士(文学)。著書に『金葉和歌集詞花和歌集』(詞花集担当 岩波書店)、『平安朝律令社会の文学』(ぺりかん社)、『平安朝和歌漢詩文新考』(風間書房)、『源氏物語の婚姻と和歌解釈』(風間書房)、『平安朝文学と儒教の文学観』(笠間書院)、『源氏物語の結婚』(中公新書)など。