令和最新研究による邪馬台国とその時代

  • 小田 富士雄(福岡大学名誉教授)
  • 小川 秀樹(行橋市教育委員会文化課参事)
  • 七田 忠昭(佐賀県立佐賀城本丸歴史館館長)
  • 岡部 裕俊(糸島市教育委員会文化課長)
  • 辻田 淳一郎(九州大学准教授)
  • 片岡 宏二(小郡市埋蔵文化財調査センター所長)
全ての講師
講師詳細

 近年、考古学会ではほぼ近畿説に落ち着いてきた感があるが、AMS測定年代や三角縁神獣鏡の鉛同位体比などの科学的研究も日進月歩の進展をみせ、まだまだ断定するにはいたっていない。
 今回、1年間にわたって学会をリードする12人の先鋭考古学者によって令和の最新研究成果を取り入れながら、奴国や伊都国、吉野ヶ里遺跡、立岩遺跡、そして九州各地の大規模集落を徹底的に分析して、これまでの邪馬台国時代とは一味違った新たな邪馬台国像を熱く語ってもらう。(宇野愼敏講師・記)

<各回のテーマと講師(予定)>
①4/11→10/24に延期。 「序説・邪馬台国時代の九州」 福岡大学名誉教授 小田 富士雄先生
②5/23 「3世紀の豊前京都平野」 行橋市教育委員会文化課長 小川 秀樹先生
③6/20→7/4  「吉野ヶ里遺跡から邪馬台国を考える」 佐賀城本丸歴史館館長 七田 忠昭先生
④7/25 「最新の考古学的成果が示す伊都国の実像」 糸島市教育委員会文化課長 岡部 裕俊先生
⑤8/8  「三角縁神獣鏡と卑弥呼の鏡」 九州大学准教授 辻田 淳一郎先生
⑥9/12 「邪馬台国九州説」 小郡市埋蔵文化財調査センター所長 片岡 宏二先生
⑦10/10 「立岩遺跡と「不弥国」」  飯塚市歴史資料館館長 嶋田 光一先生
⑧11/14 「城野方形周溝墓とその時代」 行橋市歴史資料館館長 宇野 愼敏先生
⑨12/19 「邪馬台国の時代の「奴国」」 福岡市経済観光文化局文化財活用部埋蔵文化財課文化財主事 久住 猛雄先生
2021年
⑩1/23 「青銅器と邪馬台国」 九州大学アジア埋蔵文化財研究センター准教授 田尻 義了先生
⑪2/6  「人骨から弥生人の顔・かたちの実像に迫る」 土井ヶ浜遺跡·人類学ミュージアム館長 松下 孝幸先生
⑫3/13 「邪馬台国時代研究の課題と文字使用」 福岡大学教授 武末 純一先生


※各回申込もできます。専用ページからお申し込みください。
※10月~3月の申込は、8月下旬から承ります。



この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

満席になりました

注意事項

・延期になっていた初回(4/11)は、10/24に決まりました。9/9付
・6/20の回は7/4に延期になりました。6/12付
・コロナウイルス感染予防の為、初回の4/11は延期します。延期日未定。4/4付

日程
2020/5/23, 7/4, 7/25, 8/8, 9/12, 10/24
曜日・時間
第2週 土曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 16,500円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

小田 富士雄(オダ フジオ)
1933(昭和8)年福岡県生。1959年九州大学大学院博士課程中退・文学部助手(考古学)。1971年別府大学文学部助教授。1975年北九州市立歴史博物館主幹。1980年文学博士授与(九州大学)。1983年北九州市立考古博物館館長。1988年福岡大学人文学部教授。2004(平成16)年3月福岡大学定年退学。5月福岡大学名誉教授。
小川 秀樹(オガワ ヒデキ)
昭和37年北九州市生まれ。立正大学文学部史学科卒業。行橋市教育委員会で市内の遺跡の発掘調査に携わる。現在、行橋市教育委員会文化課長。主な論考『福岡県の地名』2004年 共著、「日本の古代山城-最古の国土防衛網-」『地図中心』2010年6月号、「豊前・御所ヶ谷山城」季刊『古代文化』第62巻2号2010年、「7世紀の国土防衛と神籠石式山城」『九州の城』2015年。
七田 忠昭(シチダ タダアキ)
1952年、佐賀県生まれ。75年國學院大學文学部史学科卒業、九州大学考古学研究室研究員を経て、77年佐賀県教育庁の文化財保護部局に入庁。86年に開始された吉野ヶ里遺跡発掘調査では当初から2008年までの22年間発掘責任者を務めながら、国営吉野ヶ里歴史公園の整備事業にも携わる。11年佐賀県立博物館・美術館長、12年から現職。『吉野ヶ里遺跡―復元された弥生大集落』(同成社)、「倭女王卑弥呼の宮殿―倭人伝が記す邪馬台国中心集落の構造と発掘成果―」(岩田書院)など。
岡部 裕俊(オカベ ヒロトシ)
同志社社大学文学部卒。糸島地方の古代遺跡の発掘調査に従事した後、伊都国歴史博物館学芸員として企画展や講座の運営に携わる。伊都国歴史博物館館長を経て現在は糸島市教育委員会文化課長。糸島地方の隠れた歴史資料の掘り起こしや再評価をライフワークとする。
辻田 淳一郎(ツジタ ジュンイチロウ)
1973年長崎県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科(学府)博士後期課程単位取得退学。福岡県教育庁文化財保護課、九州大学大学院人文科学研究院専任講師を経て現職。
博士(比較社会文化)。
専門:日本考古学。主な研究テーマは日本列島の古代国家形成過程に関する比較考古学的研究。弥生時代~古墳時代の遺跡から出土する物質文化の分析を基礎として、社会の複雑化の実態解明やその相対化を目指しつつ研究を行っている。
著作:「威信財システムの成立・変容とアイデンティティ」田中良之・川本芳昭編『東アジア古代国家論―プロセス・モデル・アイデンティティー』(すいれん舎,2006)、『鏡と初期ヤマト政権』(すいれん舎,2007)、『同型鏡と倭の五王の時代』(同成社,2018)など
片岡 宏二(カタオカ コウジ)
1956年生。福岡県立小倉高校卒業後、1979年早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒。文学博士(考古学)。行橋市歴史資料館館長を経て、現在は小郡市埋蔵文化財調査センター所長、福岡女学院大学講師。