中国とは 漢民族の歴史をひも解く

  • 川本 芳昭(九州大学名誉教授)
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中国には現在56の民族が存在しています。しかし、その実数は300を超えるとする指摘も存在しています。人口が13億を超えるとされる今日の中国で、その内もっとも多数を占める民族は総数12億を超えるともいわれる漢民族です。しかし、この世界最大の民族集団である漢民族という呼称は、相互に理解することがほとんど不可能な数多くの方言集団の総体に対する呼称であり、各方言集団の衣・食・住、文化形態等々は、それぞれ別個の異民族と言ってもよいほどの多様性に富んでいます。そうした多様性を単一なものとするため、中国政府は、中華民族という概念を創出し、新たな中国をつくり出そうと現在「奮闘」していますが、それがどのような意味をもつことがらであり、また我々とどのような関わりを持っているのかということについて考えてみようと思います。(講師・記)


〔申込みについて〕
※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に500円(税別)を加えた金額で承ります。

お申し込み
日程
2019/11/30
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,750円 一般 3,080円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

川本 芳昭(カワモト ヨシアキ)
1950年長崎県生まれ。1969年福岡県立東筑高等学校卒業。1973年九州大学文学部東洋史学科卒業。東アジア古代中世史専攻。1998年九州大学文学部教授、2015年退職。この間、九州大学文学部長、同大学院人文科学研究院院長、外務省日中歴史共同研究日本側委員、九州大学副学長、同文書館長、同付属図書館長に任じる。九州大学名誉教授。現在、九州国立博物館財団評議員、朝日カルチャーセンター講師。