令和最新研究による邪馬台国とその時代<10月> 立岩遺跡と「不弥国」

  • 嶋田 光一(飯塚市歴史資料館館長)
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 「不弥国」は邪馬台国論争の起点となる謎のクニである。「不弥国」から先は、「奴国」以前とは異なり記述の仕方が曖昧で、その実態ははっきりしない。「不弥国」嘉穂説の根拠は、紀元前1世紀の甕棺墓から前漢鏡10面などが出土した立岩遺跡の存在である。しかし、3世紀の邪馬台国時代よりは200年以上も古い。その後の嘉穂地方の弥生時代後期から古墳時代初頭の遺跡の実態はどうなのか。最新の考古学の発掘成果からその可能性にせまる。(講師・記) 

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<通しテーマ>
近年、考古学会ではほぼ近畿説に落ち着いてきた感があるが、AMS測定年代や三角縁神獣鏡の鉛同位体比などの科学的研究も日進月歩の進展をみせ、まだまだ断定するにはいたっていない。
 今回、1年間にわたって学会をリードする12人の先鋭考古学者によって令和の最新研究成果を取り入れながら、奴国や伊都国、吉野ヶ里遺跡、立岩遺跡、そして九州各地の大規模集落を徹底的に分析して、これまでの邪馬台国時代とは一味違った新たな邪馬台国像を熱く語ってもらう。(宇野愼敏講師・記)



この講座は終了しました
日程
2020/10/10
曜日・時間
第2週 土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,740円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

嶋田 光一(シマダ コウイチ)
熊本大学法文学部卒業、同大学大学院修士課程修了。飯塚市歴史資料館学芸員、同市文化財保護課長を経て、現在、同市歴史資料館館長。専門は日本考古学。立岩遺跡・川島装飾古墳などの調査・研究に従事。現在、遠賀川流域の古代文化を考古学的方法により研究している。