ナポレオン生誕250年記念 仏文学に見るナポレオン像 バルザック・ユゴー・スタンダール

  • ナポレオン
  • 高木 信宏(九州大学大学院人文科学研究院教授)
講師詳細

凱旋門、廃兵院、ヴァンドーム広場の円柱、アウステルリッツ駅等々、パリにはナポレオン・ボナパルトの偉業を今に伝えるモニュメントや施設が少なくありません。その存在は19世紀において、フランスの政治・社会の体制だけでなく、不世出の〈英雄〉として絵画や音楽、文学といった芸術の領域にも多大な影響をあたえました。本講座ではそうした具体例として、スタンダールの描いた第1次イタリア遠征でのミラノ入城,バルザックによる「民衆の英雄」のテーマ、ヴィクトル・ユゴーについてはナポレオン3世に対する諷刺を介したナポレオン1世の賛美と,あまり知られていない降霊術を取り上げます。さらに、皇帝が失墜した世紀の会戦ワーテルローを描出した『レ・ミゼラブル』と『パルムの僧院』とを比較し、ユゴーとスタンダールの技法上の相違を説明します。(講師・記)


〔申込みについて〕
※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に500円(税別)を加えた金額で承ります。


お申し込み
日程
2019/11/16
曜日・時間
第3週 土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,640円 一般 2,970円
設備費(税込)
110円
持ち物など
持参品:筆記用具

※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

高木 信宏(タカキ ノブヒロ)
1963年、熊本市生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。九州大学文学部助手、九州産業大学芸術学部専任講師等を経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院教授。
専門:フランス近現代文学。主としてスタンダールに関する文学史的・実証的な研究および受容史研究。
著書:『スタンダール─小説の創造』(慶應義塾大学出版会);『スタンダール変幻』(共著,慶應義塾大学出版会)