• トライアル可

映画で学ぶ落語の愉悦 6回コース
  • 教室開催

  • 西村雄一郎講師
  • 西村 雄一郎(ノンフィクション作家)
講師詳細

 映画には、“落語もの”というジャンルがあります。落語を基にした映画や、噺(はなし)家を主人公にした映画を取り上げながら、落語の楽しさ、面白さ、八つぁん、熊さんが暮らすお江戸の事情も語ります。古今亭志ん生、志ん朝、三遊亭円生などの基ネタの名人芸も実際に聴いてみましょう。(講師:記)

【各回のテーマと内容】 ※「 」は落語ネタの映画、( )は元ネタになった落語
◇1/9  江戸の遊郭:「幕末太陽伝」(居残り佐平次、品川心中、らくだ)「やじきた道中 てれすこ」(テレスコ)
◇1/23  八っつあん、熊さん、長屋の生活:「運が良けりゃ」(付き馬、妾馬、黄金餅、らくだ)「猫が変じて虎となる」 (らくだ)
◇1/27 幽霊こわい:「居酒屋ゆうれい」 (三年目)「番町皿屋敷」 (菊江の皿)「牡丹燈籠」 (怪談牡丹燈籠)「怪談かさねが淵」 (真景累が淵)
◇2/13 三遊亭円朝とは?:「幽霊繁盛記」(死神)
◇2/24 文楽VS志ん生VS円生:「銀座カンカン娘」(富久、風呂敷、引越しの夢)
◇2/27 二つ目と真打ち:「の・ようなもの」「の・ようなもの のようなもの」
「しゃべれども・しゃべれども」「落語娘」(居酒屋、二十四考、黄金餅、火焔太鼓)
 落語ミステリー「古畑任三郎」(干物箱)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました

注意事項

・3月休講です。1・2月は、第2・4月曜、第4金曜で行います。時間・教室の変更はありません。11/28付け

日程
2023/1/9, 1/23, 1/27, 2/13, 2/24, 2/27
曜日・時間
第2・第4週 月曜 18:00~20:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 13,398円 
設備費(税込)
1,320円
持ち物など
筆記用具


※設備費は、教室維持費です。
その他
受講料は3ヵ月一括前納が原則となっております。
継続受講の方は、当月に入ってからのご入金は窓口でのお支払いをお願いします。
この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

西村 雄一郎(ニシムラ ユウイチロウ)
佐賀市生まれ。早稲田大学演劇科を卒業後、渡仏し、映画雑誌「キネマ旬報」パリ駐在員。帰国後、映像ディレクター。1985年から古湯映画祭の総合プロデューサーを務め、その功績により佐賀新聞文化奨励賞。川口市の「映像ミュージアム」の総合アドバイザー。佐賀新聞連載コラム「シネマ・トーク」は30年を超え、新聞連載の最長記録を更新中。昨年はモスクワ映画祭から招待され、黒澤明シンポジウムで日本代表として講演を行った。著書は「巨匠たちの映画術」(キネマ旬報社)、「黒澤明と早坂文雄」(筑摩書房)、「ぶれない男 熊井啓」(新潮社)、「黒澤チルドレン」(小学館文庫)など。