賢治童話は大人のためにある ― 童話深読みの試み
  • 教室開催

  • 中野 新治(元梅光学院大学学長)
講師詳細

宮沢賢治は、自分の書いた童話を、少年少女はもとより、「アドレッセンス中葉」の人たちに読んでもらいたいと言っている(出典:『注文の多い料理店』広告文)。「アドレッセンス中葉」とは思春期から青年期の中頃までを指し、人間や生きる意味 について深く思いを巡らす時期のことである。賢治は、童話というファンタジーの形式を使って、大人になろうとする者たちに、人間観、世界観、宗教観を伝えようとしたのである。大人になっても考えることをやめないために、賢治童話をしっかりと深読みしてみたい。

①1月17日  「どんぐりと山猫」 ― どんぐり裁判と無分別智
②2月21日  「土神と狐」 ― 自己幻想、対幻想、共同幻想をめぐって
③3月21日  「セロ弾きのゴーシュ」 ― 不軽菩薩としての動物たち

お申し込み
日程
2022/1/17, 2/21, 3/21
曜日・時間
第3週 月曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,550円
設備費(税込)
330円
持ち物など
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます。

※設備費は、教室維持費です。
その他
受付窓口でお手続きされる方は、ちらし<新設・公開>をご覧ください。

講師詳細

中野 新治(ナカノ シンジ)
1947年生。関西学院大学文学部日本文学科卒。元梅光学院大学学長、前梅光学院学院長。95年に宮沢賢治賞奨励賞を受賞。主な著書に『宮沢賢治童話の読解』翰林書房 など。