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弥生・古墳時代の実態を探る
倭国の形成と発展Ⅳ 弥生・古墳時代研究等における新たな成果
- 教室開催
近年の遺跡の発掘調査などにより、農耕文化渡来による弥生社会の成立から、ヤマト政権による政治体制の確立、発展に至る、従来不明であった古代史上の実態が次第に判明しつつあります。そこで、考古学的調査の新たな成果やそれに基づく『古事記』『日本書紀』伝承などの
再検討等をもとに、3人の講師が交代で、古代史などの専門領域に関する論議について解説します。
4月28日 「下田遺跡 泉州の古墳前期拠点集落」
泉佐野市立歴史館いずみさの前副館長 西村 歩
5月26日 「弥生都市は語る―環濠からのメッセージ― 」
桃山学院大学客員教授/大阪府立弥生文化博物館副館長 秋山浩三
6月23日 「「『記』『紀』の大王家反乱伝承を検証する(その2)
―履中朝のスミノエノナカツミコの反乱と隼人伝承にかかる諸説の当否―」
福井県埋蔵文化財調査センター所長 中司照世
- 日程
- 2023/4/28, 5/26, 6/23
- 曜日・時間
- 第4週 金曜 13:30~15:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,240円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- 持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。講師が交代で担当します。
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細
- 西村 歩(ニシムラ アユミ)
- 大阪市出身、奈良大学文学部卒業後、㈶大阪府埋蔵文化財協会(現・(公財)大阪府文化財センター)に奉職し府下各市の他、鳥取市、和歌山市などで埋蔵文化財の調査研究に携わる。2016年より現職。主な研究テーマは古式土師器、城郭建築史など。
- 秋山 浩三(アキヤマ コウゾウ)
- 岡山大学大学院修士課程修了、大阪大学において学位:博士(文学)取得。(財)向日市埋蔵文化財センター、(公財)大阪府文化財センター、ほかを経て現職。現在、近畿大学・神戸女子大学・大阪樟蔭女子大学の非常勤講師を兼務
- 中司 照世(ナカツカ テルヨ)
- 津田による記紀批判の問題点が指摘されながら、依然学会ではその影響が強い。そこで、ぜんこくの首長墳の実査、検証により、真に実証的な古代史の構築を目指している。