• トライアル可

『平家物語』を読む 激動期を生き抜く
  • 教室開催

  • 源平屋島古戦場(香川県高松市:屋島山上から望む)
  • 髙寺 直子(甲南女子大学非常勤講師)
講師詳細

『平家物語』に登場する平清盛らを中心に、貴族社会から武家社会という激動期を生きた人々の知恵を読み解きます。平明でわかりやすいテキストを使い、丁寧にご説明いたしますので、初めての方でも安心して受講していただけます。長きに渡り読み継がれた古典文学を通して、コロナ禍を生きるヒントを見つけてみませんか。

※2022年1月からは『平家物語』の「百二十句本」(「 新潮日本古典集成 」の底本)を最初から通読する予定です。

[1月期](①1/28 ②2/25 ③3/11)
①巻一 第一句 殿上の闇討 ~忠盛の昇殿~
 清盛の父忠盛は、鳥羽院のために三十三間堂などの寺院を造進した功績で昇殿を許される。しかし、貴族はそれを妬み、新嘗祭の夜、忠盛を袋叩きにする計画を立てた。それを知った忠盛は、武力を行使せずに知恵で対処する。

②巻一 第二句 三台上禄 ~清盛の昇進~
 忠盛の後継者となった嫡男の清盛は、保元・平治の乱の勲功により官位を与えられ、摂政関白並みの待遇が許されるほど昇進する。異例の出世は、熊野権現のご利益によるものであった。清盛がまだ安芸守だった頃、伊勢から熊野参詣への船中に、大きな鱸飛び込んできた。本人のみならず、家の子や郎等にも鱸を振舞ったことが、子孫繁栄のきっかけとなった。

③巻一 第三句 二代の后 ~二条帝に入内する多子~
 鳥羽院崩御後、後白河院と二条天皇の仲は険悪なものとなる。二条天皇は、かつて叔父の近衛天皇の皇后であった多子を強引に入内させる。しかし、思いがけず二条院は崩御。多子はただちに出家して近衛河原の御所に移った。

※2021年5月までは『平家物語』「覚一本」(小学館「新編日本古典文学全集」の底本)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました
日程
2022/1/28, 2/25, 3/11
曜日・時間
金曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 7,920円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。
テキストについては教室にてご案内します。

※設備費は、教室維持費です。
その他
受付窓口でお手続きされる方は、ちらし<1>をご覧ください。

講師詳細

髙寺 直子(タカテラ ナオコ)
1975年生。甲南女子大学文学部人文学科総合研究科 博士後期課程日本文学専攻満期退学。宮城県立泉松陵高校で講師を務めていたが、東日本大震災後に大阪へ移住し現職に就く。