【教室受講】平安人の心で『源氏物語』を読む
洗髪の風景
- 教室開催
- 山本 淳子(京都先端科学大学教授)
平安時代、女性の外見で最も重視されたのは、髪の美しさでした。成人女性の場合、髪は身長と同じくらいの長さがあり、黒くまた多いことが美の条件でした。では、髪はどのように洗い、乾かしたのでしょうか。平安時代の諸史料、また『うつほ物語』や『蜻蛉日記』から、当時の貴族たちの洗髪道具や洗髪方法を具体的に見ていきます。また、『源氏物語』が洗髪をどのように利用してスリリングな物語を作っているかを、「葵」巻と「東屋」巻から読みとります。
※こちらは川西教室で行う教室授業の申し込みページです。オンライン版の申し込みは別ページからお願いします。
https://www.asahiculture.jp/course/kawanishi/8d5cd611-24df-3197-c98d-626a105f23ab
注意事項
・本講座はZoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できるハイブリット講座として行います。
※教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はございません。予めご了承ください。
- 日程
- 2022/9/3
- 曜日・時間
- 土曜 15:00~16:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,300円 一般 3,850円
- 設備費(税込)
- 110円
- 持ち物など
- 持ち物:筆記用具
※資料をお配りする場合、実費をいただきます。(1枚20円)
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細
- 山本 淳子(ヤマモト ジュンコ)
- 1960年、金沢市生まれ。京都大学文学部卒業。石川県立図書館加能史料編纂室室員・石川県立金沢辰巳丘高校教諭を経て、1999年、京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。現在、京都学園大学人文学部教授。「源氏物語の時代」(朝日新聞社)で第29回サントリー学芸賞を受賞。そのほかの著書に「紫式部日記と王朝貴族社会」(和泉書院)「私が源氏物語を書いたわけ 紫式部ひとり語り」(角川学芸出版)などがある。