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お申し込み弥生・古墳時代の謎に迫る 倭国の形成と発展Ⅱ 弥生~古墳時代研究における新たな成果
近年、遺跡の発掘調査により、農耕文化の渡来による弥生社会の成立から、ヤマト政権による政治体制の確立に至るまで、これまで不明であった倭国における古代史上の実態が次第に明らかになりつつあります。そこで、新たな考古学的成果の進展によりながら、3人の講師が交代で、自らの専門とする古代史上の論議について、解説します。
(1)4月23日 「古墳築造と人の移動」 市村慎太郎
(2)5月28日 「弥生人の食卓―米食事始―」 秋山浩三
(3)6月25日 「『記』『紀』の記載はどこから信憑性を有するか―既存の『記』『紀』伝承批判を検証する―」 中司照世
- 日程
- 2021/4/23, 5/28, 6/25
- 曜日・時間
- 第4週 金曜 13:30~15:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 8,250円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- 持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。講師が交代で担当します。
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 受付窓口でお手続きされる方は、ちらし<1>をご覧ください。
講師詳細
- 秋山 浩三(アキヤマ コウゾウ)
- 岡山大学大学院修士課程修了、大阪大学において学位:博士(文学)取得。(財)向日市埋蔵文化財センター、(公財)大阪府文化財センター、ほかを経て現職。現在、近畿大学・神戸女子大学・大阪樟蔭女子大学の非常勤講師を兼務
- 市村 慎太郎(イチムラ シンタロウ)
- 1972年生まれ。1996年奈良大学文学部文化財学科卒業後、(財)大阪府文化財調査研究センター(現公益財団法人大阪府文化財センター)勤務。2012年より大阪府立近つ飛鳥博物館勤務、現在に至る。専門は考古学。主に、弥生時代から古墳時代の端境期の土器について研究をしている。
- 中司 照世(ナカツカ テルヨ)
- 津田による記紀批判の問題点が指摘されながら、依然学会ではその影響が強い。そこで、ぜんこくの首長墳の実査、検証により、真に実証的な古代史の構築を目指している。