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古代ギリシア人の日常 -オリンピックの繁栄と古代社会の実状ー

  • 安永 信二(九州産業大学名誉教授)
講師詳細

 古代ギリシア世界では、多くの少年たちが教育を受け、体育訓練もさかんにおこなわれていました。オリンピア競技は、こうした青少年教育の一環として1000年以上にわたって実施されていました。また、科学技術も大いに発展し、アテネなどのポリスでは民主政が行われていました。しかし市民たちの生活は、けっして理想的な人々の集まりではなく、戦争に明け暮れ、金銭のために何でもするような者たちが多くいたことも事実です。また、市民よりも多い数の奴隷たちが働かされていましたが、現代人が想像するような悲惨な生活を送ってはいなかったことがわかっています。この講座では、オリンピックに出場する「上級市民たち」と古代社会の陰的存在であった市民の生活を詳しく見ると同時に、奴隷が置かれた状況を碑文や法廷弁論をひもときながら紹介していくつもりです。
 
 ①4月26日 オリンピックと青少年教育
 ②5月24日 市民と奴隷の区別
 ③6月28日 一般市民の生活
 ④7月26日 奴隷の仕事と解放
 ⑤8月23日 娼婦たち    
 ⑥9月27日 ギリシア人のその後"


この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/4/26, 5/24, 6/28
曜日・時間
第4週 月曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 7,920円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


講師詳細

安永 信二(ヤスナガ シンジ)
九州産業大学名誉教授。上智大学大学院博士後期課程単位取得退学(文学修士)。専門は、古代ギリシア史。『美神ヴィーナスとギリシア・ローマの女たち』『ギリシャ神話』(ともに新人物従来社)など神話・女性史関する著書、また古代の暦法についても論文・報告多数。「長崎ヨーロッパ文化研究会」会長。