「フランス美術」 「歴史画と歴史的風景画~プッサンとクロード・ロラン」「ロココと装飾性」

  • 武末祐子講師
  • 武末 祐子(西南学院大学文学部教授)
講師詳細

 2020年2月4日~3月29日に「ルネ・ユイグのまなざし、フランス絵画の精華―大様式の形成と変容」の展覧会が九州国立博物館において開催されます。
 本講座では、2回に渡って展覧会(17世紀~19世紀前半の作品)の見どころを解説します。
 第1回目はヨーロッパ絵画史に不動の地位を築いた歴史画と歴史画の背景でしかなかった風景画が歴史的風景画を見出し、その価値を獲得していくプロセスをお話します。人々の関心は人間と自然(風景)にどのように向けられていったのか。ニコラ・プッサン、シャルル・ルブランなどの歴史画、クロード・ロラン、ピエール・パテル、ユベール・ロベールなどの歴史的風景画や風景画などを取り上げます。 
 第2回目は、ロココの装飾性とは何か。壮大・儀礼的なバロックと異なり繊細・優美・軽快を特徴とするロココは、室内芸術の極致であり、建築・彫刻・絵画・工芸などに渡ります。ロココは石、岩、洞窟、貝殻などを指すロカイユが由来とされるが、なぜなのか。ヴァトー、フラゴナール、ヴィジェ・ルブランなどを取り上げ、マリー=アントワネットのプチ・トリアノンを解説します。 

この講座は、初回からの受講料を全額いただきます。

この講座は終了しました
日程
2020/2/14, 3/16
曜日・時間
金曜 13:30~15:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 5,280円 一般 6,380円
設備費(税込)
220円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。

※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に200(税別)円を加えた金額で承ります。
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

武末 祐子(タケマツ ユウコ)
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻教授。西南学院大学卒業。1986年~1987年、フランス政府給費留学生。1987年、グルノーブル第3大学フランス文学研究科DRS(博士)。1995年、パリ・ソルボンヌ第4大学DEA取得。専門は、フランス19世紀文学。研究テーマはグロテスク美学。著書は『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレアからフロベールまで』(春風社)など。フランス語教育にも関心があり、論文執筆・発表を行っている。