古代エジプト ピラミッド・タウン研究最前線 ギザ台地発掘調査の歴史

  • 矢羽多 万奈美(エジプト考古学者、古代住居の屋根材&プラスターの専門家、アーカイヴィスト、日本語教師)
講師詳細

 福岡出身でエジプト・カイロに在住し、10年超にわたってギザの発掘調査に携わっている考古学者の矢羽多さんに、AERA(米国古代エジプト調査協会)によるピラミッド・タウンの発掘調査の歴史や、今年調査をしたメンカウラー王のピラミッド河岸神殿西の発掘調査について解説していただきます。ピラミッド研究の最新成果に触れられる、非常に貴重な機会です。
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 <講演内容>「AERAギザ台地発掘調査の歴史 -2019年度発掘調査報告:メンカウラー王のピラミッド河岸神殿西」 Ancient Egypt Research Associates (AERA)、Giza Plateau Mapping Project (GPMP)はアメリカ人考古学者Dr.マーク・レーナーを隊長とするアメリカの発掘調査隊です。Dr.レーナーは1988年に、ギザのピラミッドを建造した人達が住んでいた住居跡「ピラミッド・タウン(Heit el-Ghurab = Wall of the Crow)」を発見しました。以来毎年調査を行っており、今年で31年目です。2005年からはエジプト考古省のインスペクター(遺跡査察官)を教育するプロジェクト「フィールド・スクール」もギザ、メンフィス、ルクソールで実施しています。AERAの発掘現場はギザ台地に3か所あります。①「ピラミッド・タウン」②「メンカウラー王のピラミッド河岸神殿」とその北側に隣接する「ケントカウエス女王の町」(2005年開始) ③「クローマー・サイト」(2018年開始)。今回はピラミッド・タウンの発掘調査の歴史を中心に、ラボで分析研究をしているスペシャリスト達の仕事、そして、今年調査をしたメンカウラー王のピラミッド河岸神殿西の最新発掘調査について解説致します。(講師談)

この講座は終了しました
日程
2019/12/1
曜日・時間
日曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,640円 一般 3,190円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に200(税別)円を加えた金額で承ります。
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

矢羽多 万奈美(ヤハタ マナミ)
1997年、エジプト考古学博物館で半年間研究員を務める。同年、リヴァプール大学エジプト学で修士号取得。2003~2015年、アイン・シャムス大学外国語学部日本語学科、ミスル科学技術大学言語・翻訳学部日本語翻訳学科、国際交流基金日本語文化センターで日本語教師。2005年よりAERA(米国古代エジプト調査協会)のギザの発掘調査に従事し、現在に至る。