源氏物語の女君たち Ⅱ

  • 田坂 憲二(元慶應義塾大学文学部教授)
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 一千年の時間を超えて読み継がれ、現在も読まれ続けている『源氏物語』。世界で最も長く愛読されている文学作品、その魅力は何でしょうか。精密な構造、照応するドラマ、美しい文章、溢れる季節感、様々な要素がありますが、何と言っても、登場人物の一人一人が個性的で私たちを引きつけること、これが第一ではないでしょうか。「あなたが一番好きな源氏物語の登場人物は誰ですか」という質問がしばしばなされるのは、光源氏や紫の上のドラマだけではなく、朧月夜や花散里や玉鬘、頭中将や蛍宮や夕霧、それぞれの人生ドラマが縒り合わせられて、この物語が成り立っていることを示しています。
 本年は、『源氏物語』の登場人物のうち、特に魅力的な女性たちを取り上げて、この物語について考えてみたいと思います。

1)10月19日 花散里 -控えめな女性の実像-
2)11月16日 六条御息所母娘  -后の位-
3)12月14日 玉鬘  -主演と演出という視点-  
4) 1月18日 女三宮と落葉宮 -皇女の生き方-
5) 2月15日 宇治の三姫 -光源氏没後の物語-
6) 3月14日 紫の上 -源氏物語の世界を生きた人-  


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お申し込み
日程
2019/10/19, 11/16, 12/14
曜日・時間
月1回 土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 7,920円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
筆記用具

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講師詳細

田坂 憲二(タサカ ケンジ)
1952年福岡県生まれ。九州大学大学院修了。福岡女子大学教授、群馬県立女子大学教授、慶應義塾大学教授を歴任。専攻は『源氏物語』を中心とする平安時代文学。著書に『源氏物語の政治と人間』(慶應義塾大学出版会)、『源氏物語の人物と構想』(和泉書院)、『源氏物語の方法を考えるー史実の回路』(武蔵野書院、共編著)、『名書旧蹟』(日本古書通信社)などがある。