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日本書紀
  • 教室開催

  • 松木 俊暁(福岡大学非常勤講師)

 最近の古代史研究等の成果を踏まえながら『日本書紀』全巻を読み進めます。意味を取りつつ本文(原文は漢文ですので、読み下し)を読み、その周辺事情や背景について分かりやすい解説を加えます。古語になじみのない方も、途中からでも楽しめます。10月からは(前学期から引き続き)、第20代・安康天皇紀(巻第十三の後半)から読み始めて、第22代・清寧天皇紀(巻第十五の前半)まで読み進める予定です。
 允恭天皇の皇太子であった木梨軽皇子は暴虐で、群臣に支持されず、かわって即位したのが安康天皇でした。しかしその治世も3年で、皇后の先夫の子・眉輪王に殺されます。この乱を治め、即位したのが安康の弟・雄略天皇でした。雄略は攻撃的な性格で、王権の専制化を進めたと言われています。また、『宋書』に記された「倭王武」、江田船山古墳・埼玉稲荷山古墳の有銘刀剣に刻まれた「ワカタケル大王」にも比定されています。その次は雄略の子・清寧天皇です。幼くして白髪だったことから白髪天皇とも呼ばれます。この天皇には子がおらず後継を懸念していたところ、雄略即位時に殺された市辺押磐皇子の遺児二人が播磨で発見されるのでした(この二人が次の顕宗天皇・仁賢天皇です)。引き続き『古事記』や他史料などと対比しながら読み解いていきたいと思います。


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お申し込み

注意事項

10月30日※5週目 も講座日です。今期は計7回です。

日程
2021/10/2, 10/16, 10/30, 11/6, 11/20, 12/4, 12/18
曜日・時間
第1・第3 土曜 10:30~12:00
回数
7回
受講料(税込)
会員 16,940円 
設備費(税込)
770円
持ち物など
本は、岩波文庫の「日本書紀(1~5)」を基に進めます。ご持参ください。


※設備費は、教室維持費です。