【WEB割】ルネサンス絵画にみるキリスト教の死生観-聖人崇敬… 今考える生と死
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  • 京谷 啓徳(学習院大学教授)
講師詳細

 現代よりも死が身近であった時代、人々はより切実に死と向かい合っていました。キリスト教徒は、神の怒りによると考えられた疫病による死を避けるべく、またいずれ訪れる最後の審判の際に、地獄行きを回避し、天国で永遠の生を享受できることを願い、信仰生活を送りました。そこにおいて、聖人や彼らがこの世に残した聖遺物が重要な役割を果たし、絵画や彫刻といった美術がそれを支えました。ルネサンス絵画を中心にその実態に迫ってみたいと思います。(講師記)

 新型コロナウイルスの流行やウクライナ戦争、異常気象など予測不能な出来事が次々と起こる近年。私たちはいかに生き、死をどう捉えるべきでしょうか。国、文化、宗教、環境などの違いにより、いまの世界には多様な死生観がありそうです。朝日カルチャーセンターが誇る講師陣が、「生と死」をそれぞれの専門分野の観点から語ります。いつもと一味違う講義に接し、いまこそ生きること・死ぬことについて考えてみませんか。
 
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日程
2023/8/3
曜日・時間
第1週 木曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,772円 一般 3,267円
設備費(税込)
220円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。

※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

京谷 啓徳(キョウタニ ヨシノリ)
1969年、香港生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学助手、九州大学大学院人文科学研究院准教授を得て、現在、学習院大学文学部教授。
著書に『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版)、『もっと知りたいボッティチェッリ』(東京美術)、『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』(講談社)、『西洋美術の歴史4 ルネサンスI』(共著、中央公論新社)など。
『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』にて、2018年サントリー学芸賞受賞。