「フランス美術」講座 ミレーとゴッホ―農民画の画家たち

  • 武末祐子講師
  • 武末 祐子(西南学院大学外国語学部外国語学科 教授)
講師詳細

 「フランス美術講座」では、ステンドグラスとゴシック教会、マネ「オランピア」、ミレーとゴッホ―農民画の画家たち—、アールヌーボーの装飾性、ロートレックとポスター芸術、モネ—逆さの世界―ドビュッシー「月の光」を聞きながら、の6回を行う。この講座では受講生の皆さんの希望や意見を反映させながら、担当者が可能な範囲で解説しています。芸術の見方は一つではありません。楽しく受講していただければと思います。

6月11日 ミレーとゴッホ―農民画の画家たち
ミレーとゴッホは、農民の絵を多く描いた。ミレーは農家の息子に生まれるが、画家としての才能を開花させ、師匠にも恵まれ、パリ南のバルビゾン村へ移住し、そこの農民たちと風景を描いて農民画家として知られようになった。このミレーの農民画を愛し、深く影響を受けたのがゴッホである。ゴッホは、聖職者としての人生も考えていたようだが、絵画の道を追求することなる。ミレーの「種まく人」1850、ゴッホの「種まく人」1889は、ほぼ同じ人物、同じ構図である。ミレー「馬鈴薯を植える人々」1861、ゴッホ「馬鈴薯を食べる人々」1885、「馬鈴薯を植える農民の男女」1885など、二人は同じ主題を扱っている。この二人の画家が描く農民は、同じテーマではあるが、描き方は異なる。ここから浮き上がってくる農民の姿に注目して、読み解いていこう。
               

お申し込み
日程
2021/6/11
曜日・時間
第2週 金曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


講師詳細

武末 祐子(タケマツ ユウコ)
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻教授。西南学院大学卒業。1986年~1987年、フランス政府給費留学生。1987年、グルノーブル第3大学フランス文学研究科DRS(博士)。1995年、パリ・ソルボンヌ第4大学DEA取得。専門は、フランス19世紀文学。研究テーマはグロテスク美学。著書は『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレアからフロベールまで』(春風社)など。フランス語教育にも関心があり、論文執筆・発表を行っている。