「芸術作品」の定義をめぐって― 現代の分析哲学の観点から
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  • 倉田 剛(九州大学大学院人文科学研究院准教授)
講師詳細

 「芸術作品とは何か」という問いは、19世紀までの芸術哲学の中ではそれほど重要な位置を占めていたわけではありません。なぜなら「何が芸術作品であるのか」に関する共通了解が――暗黙にではあれ――存在したからです。しかしながら20世紀における「現代美術」や「現代音楽」の登場により、そうした暗黙の了解は打ち砕かれ、芸術作品の定義に関する問題が芸術哲学において盛んに議論されるようになりました。
この講義では分析哲学の観点から、「芸術作品」という概念に定義を与えようとする様々な試みを、そもそも芸術作品は定義できないという懐疑的な立場も交えながら、考察するつもりです。

★会場は、朝日カルチャーセンター福岡教室を予定していますが、状況に応じて遠隔授業形式になる場合もあります。ご了承下さい。

お申し込み
日程
2021/12/18
曜日・時間
第3 土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,410円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

倉田 剛(クラタ ツヨシ)
1970年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。パリ大学第1校メトリーズ課程、パリ大学第12校DEA課程修了後、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。九州国際大学法学部准教授を経て、2010年より九州大学大学院人文科学研究院准教授。専門は哲学。主な著書に『ワードマップ現代形而上学』(共著、新曜社、2014年)、『現代存在論講義I』(新曜社、2017年3月予定)など。