死児哀傷の万葉歌ー山上憶良の悲しみ
今考える生と死
- 教室・オンライン同時開催
- 東 茂美(福岡女学院大学名誉教授)
古歌集『万葉集』にも、人びとの〈死〉を悼む歌(挽歌)はたくさんあるけれど、山上憶良ほど、悲しみをこらえながらも〈死にゆく姿〉を見つめてうたう、そんな歌人はいないのではないでしょうか。ここでは、男児の死をうたう、憶良の作品をていねいに追ってみようと思います。
新型コロナウイルスの流行やウクライナ戦争、異常気象など予測不能な出来事が次々と起こる近年。私たちはいかに生き、死をどう捉えるべきでしょうか。国、文化、宗教、環境などの違いにより、いまの世界には多様な死生観がありそうです。朝日カルチャーセンターが誇る講師陣が、「生と死」をそれぞれの専門分野の観点から語ります。いつもと一味違う講義に接し、いまこそ生きること・死ぬことについて考えてみませんか。
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注意事項
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- 日程
- 2023/8/24
- 曜日・時間
- 第1週 木曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,080円 一般 3,630円
- 設備費(税込)
- 220円
- 持ち物など
- 筆記用具をお持ちください。
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細
- 東 茂美(ヒガシ シゲミ)
- 1953(昭28)年,佐賀県伊万里生れ。成城大学大学院博士課程修了。博士(文学)。福岡女学院大学名誉教授。著書に『大伴坂上郎女』(1994年,笠間書院),『東アジア万葉新風景』(2000年,西日本新聞社),『山上憶良の研究』(2006年,翰林書房),『万葉集の春夏秋冬』(2013年,笠間書院),『鯨鯢と呼ばれた男 菅原道真』,『元号「令和」と万葉集』『古代万葉の歳時記』(2019年,2020年、2021年、共に海鳥社)、(などがある。各地の市民講座講師としても人気を博し,全国で開催される講演会でも活躍中。