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『徒然草』を読む
- 川平 敏文(九州大学文学部准教授)
この講座は、『徒然草』を全段、原文(くずし字)で読んでいます。
『徒然草』は、室町時代の歌人たちの間で書写され伝わったことが知られていますが、江戸時代のはじめに木活字本が刊行されると、注釈書を含めて多種の版本・絵入本がそれに続き、読者層も広範囲に及ぶようになりました。『徒然草』が現在まで多くの人に読み継がれている魅力について、全章段の講読を通して考えてみたいと思います。各章段ごとに表現された兼好の思索のあり方や人間観の特色などについて、前後の章段との連続性にも留意しながら探ってみましょう。
- 日程
- 2021/1/14, 1/28, 2/11, 3/4, 3/11, 3/25
- 曜日・時間
- 第2・第4 木曜 10:00~11:30
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 14,520円
- 設備費(税込)
- 660円
- 持ち物など
- 教材は、くずし字で書かれているものをプリントにしてお配りしています。
くずし字で書かれているので、活字本が必要な方は各自でご用意ください。
※設備費は、教室維持費です。