カズオ・イシグロの『日の名残り』を読む
  • 教室開催

  • 岡野 進(元九州大学言語文化研究院教授)

 カズオ・イシグロの『日の名残り』を読みます。
 イシグロは物語の本質についてこのように語っています。「物語ることの本質は、私にとっては何よりも感情を伝えることです。感情こそが境界線や隔壁を乗り越え、同じ人間として分かち合っている何かに訴えかけるものだからです」。
 イシグロがこうした考えを物語のなかにどのように溶かしこむかを、執事のスティーブンスと女中頭のミス・ケントンの恋愛に見ようと思います。
 また、イシグロは<イロニー>をしばしば用いますが、それがどのような効果を生み出しているか。これも注目のポイントです。
 折りに触れて、この作品の映画も観ます。執事を演じるアンソニー・ホプキンス、ミス・ケントン演じるエマ・トンプソン。最後のシーンから伝わる「切ない想い」はカズオ・イシグロ独特のものです。


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日程
2021/7/3, 9/18, 9/25
曜日・時間
月1回 土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 7,590円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。
その他
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