「フランス美術」講座 「アールヌーボーの装飾性」
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  • 武末祐子講師
  • 武末 祐子(西南学院大学外国語学部外国語学科 教授)
講師詳細

 「フランス美術講座」では、ステンドグラスとゴシック教会、マネ「オランピア」、ミレーとゴッホ―農民画の画家たち—、アールヌーボーの装飾性、ロートレックとポスター芸術、モネ—逆さの世界―ドビュッシー「月の光」を聞きながら、の6回を行う。この講座では受講生の皆さんの希望や意見を反映させながら、担当者が可能な範囲で解説しています。芸術の見方は一つではありません。楽しく受講していただければと思います。

1)7月9日(金) アールヌーボーの装飾性
 アールヌーボーは、19世紀終わり頃から20世紀初め頃(ベルエポック)、ベルギーに発祥した美術潮流である。文字通りに訳せば「新しい芸術」となる。この命名はフランスの美術商サミュエル・ビングといわれている。芸術家たちは、花や植物など有機的なモチーフを曲線的に用いた装飾様式を建築、工芸品、挿絵などデザインとして積極的に取り入れた。ベルギーからやがてヨーロッパに広く伝わっていくのであるが、この様式を建築にいち早く取り入れたヴィクトール・オルタと親しくしていたエクトール・ギマールの建築作品、エミール・ガレのガラス、陶器、家具デザイン、ルネ・ラリックのガラス、宝飾デザインは日本でも有名である。本講座では、伝統的な芸術から新しい芸術が<装飾>という領域から生まれていく様子を概観したい。

中途受講はできません

この講座は終了しました

注意事項

講座日にご注意ください

日程
2021/7/9
曜日・時間
第2週 金曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


講師詳細

武末 祐子(タケマツ ユウコ)
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻教授。西南学院大学卒業。1986年~1987年、フランス政府給費留学生。1987年、グルノーブル第3大学フランス文学研究科DRS(博士)。1995年、パリ・ソルボンヌ第4大学DEA取得。専門は、フランス19世紀文学。研究テーマはグロテスク美学。著書は『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレアからフロベールまで』(春風社)など。フランス語教育にも関心があり、論文執筆・発表を行っている。