いっしょに学ぶ 考古学の基礎 2 【教室受講】6月
  • 教室開催

  • 武末純一講師
  • 原遺跡 甕棺発掘中
  • 武末 純一(春日市奴国の丘歴史資料館名誉館長 福岡大学名誉教授)
講師詳細

 考古学は遺跡を発掘して出てきた資料から考える学問ですが、決して一部の専門家の独占物ではなく、いまや住民研究者の参画なしには進展しません。受講者の皆さんにもいつの日か考古学に参画していただきたいと、大いに期待するところです。ただしそのためには、個々の事象の理解だけでなく、考古学の基本原理・原則を身につける必要があります。今回の講座では、いくつかのテキストを導きの糸としながら、考古学の方法論の中でも、資料の広がりから何が分かるかを考える分布論や、発掘された資料が何なのかを決めるための機能論に挑みます。ゆっくり時間をかけて語り合いましょう。
 6月10日のテーマは、「資料の広がりから何がわかる?―分布論3―」です。

お申し込み
日程
2023/6/10
曜日・時間
第2週 土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,740円
設備費(税込)
220円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

武末 純一(タケスエ ジュンイチ)
1950年福岡市生まれ。九州大学文学部史学科卒業(文学士)。九州大学大学院文学研究科史学専攻(考古学)修士課程修了(文学修士)。北九州市立歴史博物館学芸員、北九州市立考古博物館学芸員、北九州市立考古博物館副館長、福岡大学人文学部教授を経て現在福岡大学名誉教授。その他、文部科学省文化審議会専門委員(2011年~2020年)、九州古文化研究会代表。九州考古学会会長(2013年~2016年)。