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日本書紀
  • 教室開催

  • 松木 俊暁(福岡大学非常勤講師)

 最近の古代史研究等の成果を踏まえながら『日本書紀』全巻を読み進めます。意味を取りつつ本文(原文は漢文ですので、読み下し)を読み、その周辺事情や背景について分かりやすい解説を加えます。古語になじみのない方も、途中からでも楽しめます。4月からは(前年度から引き続き)、第23代・顕宗天皇紀(巻第十五の後半)から読み始めて、第26代・継体天皇紀(巻第十七)まで読み進める予定です。
 清寧天皇には子がおらず、皇位継承が危ぶまれました。そんななか播磨国で皇統を引く兄弟が発見されます。雄略天皇が殺害した市辺押磐皇子(履中天皇の子)の子どもたちでした。都に招かれ、即位します。これが顕宗天皇(弟)・仁賢天皇(兄)です。仁賢の子の武烈天皇は、残酷な暴君として描かれます。武烈にもまた子がおらず、ここでこの皇統は一旦断絶してしまいます。この後、応神天皇の五世孫である継体天皇が登場します。彼は大伴金村らの豪族から推挙され、越前からやってきて即位するのでした。
 顕宗・仁賢・武烈の各天皇紀は説話的な内容が多く、一部には実在が疑われています。また、継体天皇は以降の諸天皇の始祖的存在で、王朝交替、新王朝の確立であるとも評価されています。引き続き『古事記』や他史料などと対比しながら読み解いていきたいと思います。


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注意事項

4月30日も講座日です。(今期は7回です。)

日程
2022/4/2, 4/16, 4/30, 5/7, 5/21, 6/4, 6/18
曜日・時間
第1・第3 土曜 10:30~12:00
回数
7回
受講料(税込)
会員 16,940円 
設備費(税込)
770円
持ち物など
本は、岩波文庫の「日本書紀(1~5)」を基に進めます。ご持参ください。


※設備費は、教室維持費です。