宗像・沖ノ島と古墳時代の宗像地域 九州「島」めぐりー豊かな島嶼世界の歴史文化ー【オンライン講座】
  • 教室・オンライン同時開催

  • 辻田 淳一郎(九州大学准教授)
講師詳細

 2017年に世界遺産に登録された宗像・沖ノ島は,4世紀から9世紀に至る長い期間にわたり、国際色豊かな様々な器物が奉献され、祭祀が行われた場として知られている。沖ノ島祭祀の変遷とともに、古墳時代の宗像地域の動向について検討しながら、沖ノ島祭祀が行われた時代とその背景について考えたいと思う。
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 現代社会において、「島」は不便な場所であったり、過疎の対象であったりと、負のイメージでとらえられることが多い。しかし、「島」は歴史的に見ると交易、交流の結節点として全く異なる意味を持つ。例えば、「島」は物資や情報の集まる場所として、また中継地としてとらえることが可能である。とりわけ、九州の玄界灘の島嶼は、外国に隣接する地域であり、日本の他地域の島嶼世界にはない特徴がある。本講座では、こうした玄界灘地域の島々について、考古学・歴史学・民俗学・水中考古学などの諸分野から「島」を考察し、そのポテンシャルについて論じてみたい。(Zoomによる遠隔授業方式となる講座があります)。

4/2 玄界灘の島嶼のポテンシャル 伊藤 幸司(九州大学大学院地球社会統合科学府)
5/7 年中行事にみる島のくらし―志賀島・能古島・玄界島・小呂島を事例として― 河口 綾香(福岡市博物館)
6/4 宗像・沖ノ島と古墳時代の宗像地域 辻田 淳一郎(九州大学大学院地球社会統合科学府・人文科学府)
7/2 近世壱岐における地域社会の成熟―捕鯨業と地誌編纂を中心に― 古賀 康士(九州産業大学経済学部)
8/6 日本古代国家の対外危機と対馬金田城(仮) 堀江 潔(佐世保工業高等専門学校)
9/3 玄界灘の水中考古学調査事例―相島・玄界島・宗像を中心に― 佐々木 蘭貞(一般社団法人うみの考古学ラボ)

 ※九州大学大学院地球社会統合科学府は、2014年に発足してすでに7年が過ぎました。2017年10月から朝日カルチャーセンターとの提携講座を開講しています。

お申し込み

注意事項

こちらはオンライン受講用の受付になります。教室受講はこちらからお申込みください。
https://www.asahiculture.jp/course/fukuoka/9f4cee08-7ef8-115f-ac0d-62007ec28bf1

日程
2022/6/4
曜日・時間
第1週 土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,410円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。
その他
・本講座はZoomミーティングを使用したオンライン講座です。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 【fk9asacul@asahiculture.com】 までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。本講座はアーカイブ動画の配信はありません。

講師詳細

辻田 淳一郎(ツジタ ジュンイチロウ)
1973年長崎県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科(学府)博士後期課程単位取得退学。福岡県教育庁文化財保護課、九州大学大学院人文科学研究院専任講師を経て現職。
博士(比較社会文化)。
専門:日本考古学。主な研究テーマは日本列島の古代国家形成過程に関する比較考古学的研究。弥生時代~古墳時代の遺跡から出土する物質文化の分析を基礎として、社会の複雑化の実態解明やその相対化を目指しつつ研究を行っている。
著作:「威信財システムの成立・変容とアイデンティティ」田中良之・川本芳昭編『東アジア古代国家論―プロセス・モデル・アイデンティティー』(すいれん舎,2006)、『鏡と初期ヤマト政権』(すいれん舎,2007)、『同型鏡と倭の五王の時代』(同成社,2018)、『鏡の古代史』(角川選書,2019)など