中世に花開いたキリスト教美術—装飾写本とイコン—
- 教室・オンライン同時開催
- 下園 知弥(西南学院大学博物館教員(助教・学芸員))
聖書や典礼書といった書物と不可分に発展してきたキリスト教の諸地域では、書物がまだ手書きだった時代、単に文字だけを記すのではなく、紙面を鮮やかに彩るタイプの書物も数多く制作されていました。この種の書物を「装飾写本illuminated manuscript」と呼びます。修道院や芸術家の工房で制作された装飾写本は、当時の美術的傾向が色濃く反映されており、時代や地域によって異なる味わいがあります。また、正教会という教派の文化を象徴する「イコンicon」は、カトリックやプロテスタントのキリスト教美術とは異なる特徴を持っており、正教会の信仰を知るために不可欠の宗教美術とされています。本日の講座では、キリスト教の歴史と密接に結びついているこの二つの美術について、発展の歴史を紹介しつつ、実際の作品についても鑑賞・分析をおこないます。
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- 日程
- 2023/7/13
- 曜日・時間
- 第2週 木曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,190円 一般 3,740円
- 設備費(税込)
- 220円
- 持ち物など
- 筆記用具をお持ちください。
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講師詳細
- 下園 知弥(シモゾノ トモヤ)
- 京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻西洋哲学史専修(中世)修士課程修了。2018年より西南学院大学博物館で学芸員を務め、キリスト教の思想と美術を中心に研究している。近年はフィンランドの文化にも関心があり、2023年8月よりヘルシンキ大学へ留学予定。主な著書に『聖母の美ー諸教会におけるマリア神学とその芸術的展開ー』(花乱社、2019年)、『宣教師とキリシタンー霊性と聖像のかたちを辿ってー』(花乱社、2021年)がある。