• トライアル可

日本書紀

  • 松木 俊暁(福岡大学非常勤講師)

 最近の古代史研究等の成果を踏まえながら『日本書紀』全巻を読み進めます。意味を取りつつ本文(原文は漢文ですので、読み下し)を読み、その周辺事情や背景について分かりやすい解説を加えます。古語になじみのない方も、途中からでも楽しめます。10月からは(春学期から引き続き)、初代・神武天皇紀(巻第三)から読み始めて、第10代・崇神天皇紀(巻第五)まで読み進める予定です。
 神武天皇は日向から東方に攻めのぼり(神武東征)、大和で即位して初代天皇(初国知ラス天皇(ハツクニシラススメラミコト)=初めて国を統治した天皇)となります。もちろん、これら歴史的事実ではありませんが、8世紀初めのヤマト政権が主張した公式の歴史認識でした。さらに皇位は彼の子孫に継承されていきますが、興味深いことに実は第10代の崇神天皇は再び「初国知ラス天皇」と呼ばれています。これらの話は歴史的事実として見るには大いに問題含みですが、ヤマト政権の政治的意図が込められていると考えられます。引き続き古事記などと対比しながら、あるいは国文学や神話学などの知見も加えつつ、読み解いていきたいと思います。

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お申し込み
日程
2019/10/5, 10/19, 11/2, 11/16, 12/7, 12/21
曜日・時間
第1・第3 土曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 14,520円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
本は、岩波文庫の「日本書紀(1~5)」を基に進めます。ご持参ください。


※設備費は、教室維持費です。