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万葉集を学ぶ
  • 教室開催

  • 東 茂美講師
  • 東 茂美(福岡女学院大学名誉教授)
講師詳細

 巻三、天平中期にうたわれた雑歌の後半と譬喩歌を中心に学びましょう。このグループは、持統天皇から聖武天皇の時代にあたります。都でうたわれた歌もたくさんありますが、都をはなれた旅の歌、そして遠く「あまざかる鄙」とよばれたこの九州でうたわれた歌もあります。旅の歌人高橋虫麻呂の「桜田へたづ鳴き渡る……」(巻3・271)、筑紫で宴席でうたわれた小野老の「あをによし奈良の都は咲く花の……」(巻3・328)、異色な歌人山上憶良のコミカルな「憶良は今はまからむ子泣くらむ……」(巻3・337)なども、この巻三におさめられた作品です。はじめて学ぶ皆さんも、楽しい万葉のひとときに、どうぞ。



★継続受講の方は、当月に入ってからのご入金は窓口でのお支払いをお願いします。

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お申し込み
日程
2023/4/3, 4/17, 5/1, 5/15, 6/5, 6/19
曜日・時間
第1 第3 月曜 10:00~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 15,840円 
設備費(税込)
1,320円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。
※継続受講の方は、当月に入ってからのご入金は窓口でのお支払いをお願いします。

講師詳細

東 茂美(ヒガシ シゲミ)
 1953(昭28)年,佐賀県伊万里生れ。成城大学大学院博士課程修了。博士(文学)。福岡女学院大学名誉教授。著書に『大伴坂上郎女』(1994年,笠間書院),『東アジア万葉新風景』(2000年,西日本新聞社),『山上憶良の研究』(2006年,翰林書房),『万葉集の春夏秋冬』(2013年,笠間書院),『鯨鯢と呼ばれた男 菅原道真』,『元号「令和」と万葉集』『古代万葉の歳時記』(2019年,2020年、2021年、共に海鳥社)、(などがある。各地の市民講座講師としても人気を博し,全国で開催される講演会でも活躍中。