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漢唐間の政治・社会と東アジア 倭の五王研究の最前線

  • 川本 芳昭(九州大学名誉教授)
講師詳細

 最近、大坂の堺にある伝仁徳天皇陵古墳などが世界遺産として登録されました。これら古墳には倭の五王と呼ばれる人々が埋葬されたと考えられています。倭の五王とは、中国の史書に倭国王の讃、珍、済、興、武として記されている人々で、彼等は当時の宋という王朝に朝貢していました。
 先日、令和天皇の即位の儀が執り行われましたが、そこに高御座というものがおかれ、今上天皇が着座されていた姿がテレビなどによって報道されました。この高御座は日本書紀では、教壇・演壇などに見える壇という字を用いて表記されていて、それにタカミクラという読みがふられています。実はこの壇で即位したとする史書における最初の天皇は雄略天皇です。ということはこうした即位の儀式の起源に雄略天皇が関わっていたことが想定されますが、現在の研究によるとその雄略天皇は、中国の史書に見える倭の五王の最後の王、倭国王武であると考えられています
 倭の五王については、江戸時代の本居宣長や新井白石などによる研究をはじめとして、すでに長い研究の歴史があります。今回の講座では当時の東アジアの情勢を追究しつつ、その倭の五王について、近年どのようなことが研究されているのかを考察しようと思います。

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お申し込み
日程
2020/1/7, 1/21, 2/4, 2/18, 3/3, 3/17
曜日・時間
第1週・第3週 火曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 15,840円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


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講師詳細

川本 芳昭(カワモト ヨシアキ)
1950年長崎県生まれ。1969年福岡県立東筑高等学校卒業。1973年九州大学文学部東洋史学科卒業。東アジア古代中世史専攻。1998年九州大学文学部教授、2015年退職。この間、九州大学文学部長、同大学院人文科学研究院院長、外務省日中歴史共同研究日本側委員、九州大学副学長、同文書館長、同付属図書館長に任じる。九州大学名誉教授。現在、九州国立博物館財団評議員、朝日カルチャーセンター講師。