中東古代世界への挑戦(12月) ツタンカーメン王墓とカーター、カーナヴォン卿

  • 大津 忠彦(筑紫女学園大学・福岡大学非常勤講師)
講師詳細

 西欧諸国が中東進出を競っていた19世紀は、人々を驚嘆させる考古学上の発見が相次ぎました。その成果の一端は今では、しばしば「○○の秘宝」、「至宝」と冠して、貴重な博物館展示品に観ることができます。発見は、偶然のこともありましたが、発掘者たちの周到な準備とともに、学問的関心の対象として探求された成果であったようです。当時の「宝探し」的な遺跡探査、ならびに発見の今日的意義を再考します。

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日程
2019/12/14
曜日・時間
第2 土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,860円 
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。
その他
※設備費は、教室維持費です。
※継続受講の方は、当月に入ってからのご入金は窓口でのお支払いをお願いします。

講師詳細

大津 忠彦(オオツ タダヒコ)
1952年生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程(考古学)単位取得満期退学。専門は西アジア考古学。出光美術館(東京都丸の内)学芸員、中近東文化センター(東京都三鷹市)研究員、帝京平成大学(千葉県市原市)助教授を経て、筑紫女学園大学文学部アジア文化学科教授、大学付属図書館長(平成30年3月退職)。現在、筑紫女学園大学および福岡大学非常勤講師。久留米市文化財収蔵資料審議会会長。筑紫野市歴史博物館協議会会長。
1978~79年イラク遺跡発掘調査、1985~88年トルコ遺跡発掘調査、1990~2001年イラン遺跡踏査のほか西アジア、欧州各地の主要博物館資料調査に従事。2002~2005年イラン文化遺産観光庁考古学研究所との共同考古学調査(日本学術振興会科学研究費補助金事業)の研究代表者を務める。2009、2011年度にはイラン国立博物館(テヘラン)所蔵考古資料の調査・研究を実施(広島大学と共同)。著書に『西アジアの考古学』(同成社)や『バビロニア都市民の生活』(同成社)、『古代イランの歴史』(日本イラン協会)などがあるほか、イラン関連企画展図録編著として『古代イランの土器』、『ギーラーン-緑なすもう一つのイラン-』、『ペルシア残照-中近東文化センターのイラン踏査-』(以上中近東文化センター)、『古代イラン秘宝展』、『ペルシアの宝物』(岡山オリエント美術館)、『ペルシャ文明展』(朝日新聞社、東映)他多数。
また、おもに松本清張の文学作品などを通して、考古学の社会的受容形態を研究している。